MongoDB を使用した Sametime Community チャット・ロギングの構成
このトピックでは、MongoDB を使用して HCL Sametime コミュニティー・サーバー・チャット・ロギングを設定する手順について説明します。
このタスクについて
注: 永続的なチャットをサポートするには、以下の手順を行う必要があります。HCL Sametime Web クライアントとモバイル・クライアントは、永続的なチャットを有効にしないと機能しません。
手順
手順
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chatlogging.ini の値が正しいことを確認します。
- chatlogging.ini ファイル内の新しい構成パラメーター CL_MONGO_URL は、ユーザーが別のサーバーに MongoDB をインストールするときに適用される既存の構成設定をオーバーライドします。このパラメーターは MongoDB クラスタリングに必要で、単一の MongoDB インスタンスを使用する場合は不要です。
詳細については、「接続ストリング URI 形式」を参照してください。
例:
CL_MONGO_URL=mongodb://user:password@192.168.150.1:27017注:- CL_MONGO_URL 設定が chatlogging.ini ファイルに存在しない場合は古い設定を使用します。
- Sametime のインストール中に CL_MONGO_URL 構成項目を設定することはできません。インストール後に URL アプローチを使用するには、 chatlogging.ini ファイルの CL_MONGO_URL パラメーターを手動で構成する必要があります。
- MongoDB が HCL Sametime コミュニティー・サーバーとは異なるサーバーにインストールされている場合は、これらの値を更新する必要があります。注: 「MongoDB のインストール」セクションの例に従った場合、デフォルトは変更なしで機能します。別のユーザー名かパスワードを使用した場合、または MongoDB を別のマシンにインストールした場合は、必要に応じて chatlogging.ini の以下の設定を更新する必要があります。
例:
CL_MONGO_HOST=127.0.0.1 CL_MONGO_PORT=27017 CL_MONGO_USER=sametimeUser CL_MONGO_PASSWORD=sametime
- chatlogging.ini ファイル内の新しい構成パラメーター CL_MONGO_URL は、ユーザーが別のサーバーに MongoDB をインストールするときに適用される既存の構成設定をオーバーライドします。このパラメーターは MongoDB クラスタリングに必要で、単一の MongoDB インスタンスを使用する場合は不要です。
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クラスタリング用に MongoDB をセットアップするには、 chatlogging.ini ファイルに CL_MONGO_URL パラメーターを追加し、MongoDB サーバーの IP アドレスを修正または確認します。
注: クラスタリング用に MongoDB をセットアップしない場合は、CL_MONGO_URL パラメーターを chatlogging.ini に追加しないでください。この値は、インストール時に指定された MongoDB 設定をオーバーライドし、MongoDB クラスタリング時にのみ必要です。
- 何か変更が行われた場合は、chatlogging.ini ファイルを保存します。
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HCL コミュニティー・サーバーを起動して変更を反映します。
この時点で、Sametime Community サーバーは、Sametime Connect と Sametime 組み込み型クライアントからの永続型のチャットをサポートするように構成されています。この設定が正しく機能しているかテストする方法については、「 HCL Sametime - 永続型チャット 」のクイックビデオを参照してください。