Sametime サーバーでのクラス・ファイルの構成

このタスクについて

以下のステップを実行してクラスを Sametime コミュニティー・サーバーに追加し、新しいファイルの Sametime を構成します。

注: クラス・ファイルをコンパイルする場合は、Domino サーバー・バージョン 11 に一致する Java 1.8 を使用します。

手順

  1. Java ソースコードファイルをコンパイルして Java クラスファイルを生成します。
  2. コンパイルされたクラス・ファイル (StLdapCustomized.class) を Sametime サーバーのインストール・ディレクトリー内の "java" サブディレクトリーにコピーします。
    クラス・ファイルのデフォルト・パスは c:\Program Files\HCL\Domino\java です。
  3. テキスト・エディタで sametime.ini file を開きます。このファイルは Domino® のインストール・ディレクトリー内にあります。

    Microsoft™ Windows™ の場合、このファイルのデフォルトの場所は次のとおりです: C:\Program Files\HCL\Domino

  4. ファイルの [Config] セクションで以下のステートメントを追加または変更します。
    作業が完了したら、3 つのステートメントがすべてファイルに含まれていることを確認してください。

    ST_JAVA_CLASS_PATH= verify that the custom_class_directory folder is part of this path

    ST_JAVA_JVM_PATH=java_jvm_install_path

    ST_JAVA_CUSTOM_PATH=custom_class_directory

    where: custom_class_directory indicates the path to the new custom Java class.

  5. sametime.ini ファイルを保存して閉じます。
  6. Notes クライアントまたは管理クライアントを起動します。
  7. 「開く > 「アプリケーション」 > 「アプリケーションを開く」をクリックします。
    • サーバー名フィールド: Sametime コミュニティー・サーバーの名前を入力します。
    • ファイル名フィールド: stconfig.nsf
  8. LDAPServer 文書をダブルクリックして開き、文書内をダブルクリックして編集モードにします。
  9. 検索フィルタを定義するカスタム Java クラスを追加する場合は、[検索] をクリックし、以下のようにします。
    • [ユーザー名を絞り込む検索フィルター] 設定に、ユーザー・フィルタのクラス名とメソッド名を次の形式で入力します: Classname.methodname()

      前述のユーザー・フィルタのサンプル・コードに従い、新しいクラスに対して StLdapCustomized.peopleResolveFilter() のように入力します。

    • [サーチ・グループ名を絞り込む検索フィルター] 設定に、グループ・フィルタのクラス名とメソッド名を次の形式で入力します。 Classname.methodname()

      たとえば、クラスに次のような名前を付けたとします:StLdapCustomized.groupsResolveFilter())。

  10. 検索結果をフォーマット設定するカスタム Java クラスを追加する場合は、[ユーザー名を定義するユーザー・エントリの属性] 設定に、クラス名とメソッド名を次の形式で入力します: Classname.methodname()

    前述の検索結果のフォーマット設定のサンプル・コードに従い、新しいクラスに対して StLdapCustomizedAttributes.displayName(givenName, sn) のように入力します。

  11. 認証、ポリシーまたはビジネスカードフィルタを定義するカスタム Java クラスを追加する場合は、以下のようにします。

    [ユーザー名を識別名に絞り込む検索フィルタ] 設定に、このフィルタのクラス名とメソッド名を次の形式で入力します。 Classname.methodname()

    前述のこのフィルタのサンプル・コードに従い、新しいクラスに対して StLdapCustomized.authenticationFilter() のように入力します。

  12. ポリシーフィルタを定義するカスタム Java クラスを追加する場合は、以下のようにします。

    GroupMembership 設定で、グループ・メンバーシップ・フィルタのクラス名とメソッド名を次の形式で入力します: Classname.methodname()

    前述のこのフィルタのサンプル・コードに従い、新しいクラスに対して StLdapCustomized.groupMembershipFilter() のように入力します。

  13. すべてのカスタム Java クラスを追加し終えたら、[更新] をクリックします。
  14. Sametime Community Server を再起動して、変更を有効にします。