DAOS 添付ファイル付きの文書または NSF ファイルのリストア

完全な NSF または単一の文書をリストアするために、プロセスは同じ動作を開始します。まずデータベースをリストアしてから、見つからない NLO をリストアします。Tivoli Data Protection for Domino を使用してこれを行うには、次のコマンドを発行します。
domdsmc restore -into
Domino サーバーコンソールからどの見つからない NLO ファイルを復元するか判断するには、次を実行します。
tell daosmgr listnlo -o missing.txt MISSING restoreddatabasename.nsf
得られた missing.txt ファイルをリストアコマンド With で Tivoli Storage Manager (TSM) に指定します。コマンドは次のようになります。
dsmc restore -filelist=missing.txt -inact

NSF 全体をリストアする場合はこれで完了です。リストア操作は DAOS カタログを Needs Resync の状態にするため、再同期操作を都合のよい時にできるだけ早く行う必要があります。

一つの文書のみ必要な場合は、ここで目的の宛先にそれをコピーアンドペーストすることができます。突発故障後の完全回復の場合、NSF ファイルおよび NLO ファイルをリストア後にアーカイブ済みのトランザクションログを再生できます。この結果、最新の復元状態になります。