サーバーのワークロードを制限する

サーバーの現在のワークロードは、サーバー可用性インデックスによって測定されます。クラスタ内のサーバー間でワークロードをより適正に均衡させるには、サーバー可用性限界値を設定して各サーバーのワークロードを制限します。

サーバー可用性インデックスが、設定されているサーバー可用性限界値以下になると、サーバーは「ビジー」に指定されます。

サーバーがビジー状態になると、クラスタにある別のサーバーが使用可能な場合、アクセス要求はそのサーバーにフェイルオーバーします。使用可能なサーバーがない場合は、ビジー状態であっても元のサーバーがアクセス要求を受け取ります。サーバーがビジー状態であっても、アクセス要求が拒否されることはありません。アクセス要求がリダイレクトされるたびに、Domino® は、Domino® サーバーの Notes Log にワークロード均衡イベントを出力します。

サーバーの可用性限界値は複製に影響を与えません。サーバーがビジー状態でも複製は実行されます。