失敗した複製をクラスタレプリケータでただちに再試行する
クラスタ複製が失敗に終わることがあります。普通、これは複製先サーバーが使用できないために発生します。クラスタレプリケータは失敗した複製イベントをメモリに格納しておき、定期的にこれらの複製を再試行します。この再試行間隔は当初 1 時間ですが、時間の経過とともに長くなり、最長 1 日になります。サーバーの Notes.log を見ると、再試行待ちになっているクラスタ複製イベントがあるかどうかが分かります。
このタスクについて
定期的な複製の再試行を待たず、ただちにクラスタレプリケータで再試行を実行できます。これは、使用できなくなった別のクラスタサーバーを再起動する場合に特に便利です。
IBM Domino Administrator で操作する
手順
- サーバーペインで、[すべてのサーバー] または [クラスタ] を展開します。
- 目的のサーバーを選択します。
- タブをクリックします。
- タスクペインで [サーバータスク] をクリックします。
- 結果ペインで、[Cluster Replicator] を選択します。
- ツールペインで [タスク] を展開し、[Tell コマンド] をクリックします。
- [失敗したレプリカをすぐに実行します。] をクリックしてから、[OK] をクリックします。
Web サーバー管理クライアントから
手順
- サーバーペインで、[すべてのサーバー] または [クラスタ] を展開します。
- 目的のサーバーを選択します。
- タブをクリックします。
- タスクペインで [すべてのサーバータスク] をクリックします。
- 結果ペインで、[Cluster Replicator] を選択します。
- ツールペインで [タスク] を展開し、[Tell コマンド] をクリックします。
- 「tell clrepl retry」と入力して [OK] をクリックします。
サーバーコンソールで操作する
このタスクについて
サーバーコンソールから次のサーバーコマンドを送信します。
tell clrepl retry