サーバー全体でクラスタ複製を無効にする
問題を調べたり、パフォーマンスを向上させるために、クラスタ複製を無効にすることができます。現在のセッションのみでクラスタ複製を停止することもできれば、サーバーの起動時にクラスタ複製が起動しないように設定することもできます。現在のセッションのみでクラスタ複製を停止すると、サーバーが次に起動するときにクラスタ複製が再起動します。クラスタ複製を無効にしても、スケジュールを設定された複製には影響がなく、そのまま実行されます。
このタスクについて
クラスタ複製を無効にするには、次のいずれかを実行します。
注: クラスタレプリケータを無効にしても、そのサーバーから他のクラスタサーバーへの複製が実行されなくなるだけです。他のクラスタサーバーからそのサーバーへの複製は実行されます。
サーバーの起動時にクラスタ複製を自動的に無効にする
このタスクについて
Domino® Administrator から
手順
- 「構成」タブをクリックします。
- タスクペインで [サーバー] を展開し、[設定] をクリックします。
-
以下のいずれかを実行します。
- 目的のサーバーに対してサーバー設定文書が既に存在する場合は、その文書を選択して、[サーバー設定の編集] をクリックします。
- 目的のサーバーに対してサーバー設定文書がまだ存在しない場合は、[サーバー設定の追加] をクリックして、[基本] タブの [グループ/サーバー名] フィールドにサーバー名を追加します。
- [NOTES.INI 設定] タブをクリックします。
- [パラメータの設定/編集] をクリックします。
-
[アイテム] フィールドで
DISABLE_CLUSTER_REPLICATOR
を選択、または入力します。 - [値] フィールドに 1 を入力します。
- [追加] をクリックし、[OK] をクリックします。
- [保存して閉じる] をクリックします。
-
サーバーを再起動して、設定内容を有効にします。
注: クラスタ複製を再起動するには、
Disable_Cluster_Replicator
を 0 に設定するか、この行をサーバー設定文書から削除します。次に、サーバーを再起動します。
Web サーバー管理クライアントで操作する
手順
- 「構成」タブをクリックします。
- タスクペインで [サーバー] を展開し、[設定] をクリックします。
-
以下のいずれかを実行します。
- 目的のサーバーに対してサーバー設定文書が既に存在する場合は、その文書を開いて、[サーバー設定の編集] をクリックします。
- 目的のサーバーに対してサーバー設定文書がまだ存在しない場合は、[サーバー設定の追加] をクリックして、[基本] タブの [グループ/サーバー名] フィールドにサーバー名を追加します。
- [NOTES.INI 設定] タブをクリックします。
- [パラメータの設定/編集] をクリックします。
-
[有効パラメータ] ボックスで
DISABLE_CLUSTER_REPLICATOR
をクリックし、[追加] をクリックします。 - [値:] フィールドに 1 を入力して [OK] をクリックします。
- [保存して閉じる] をクリックします。
- サーバーを再起動して、設定内容を有効にします。
現在のセッションのみでクラスタ複製を無効にする
このタスクについて
Domino® Administrator または Web サーバー管理クライアントから操作する
手順
- タブをクリックします。
-
タスクペインで次のいずれかを実行します。
- Domino® Administrator で、[サーバータスク] をクリックします。
- Web サーバー管理クライアントで [すべてのサーバータスク] をクリックします。
- 結果ペインで、クラスタレプリケータを選択します。
- ツールペインで [タスク] を展開し、[中止] をクリックします。
サーバーコンソールで操作する
このタスクについて
サーバーコンソールから次の Domino® コマンドを送信します。
tell clrepl quit