Notes® ローミングユーザーを作成する
ローミングユーザーの作成は、ユーザー登録時に行います。
ローミングユーザーのユーザー登録を行うと、システム管理プロセスによって [ローミングユーザーのローミングファイルの作成] 要求が 3 回生成され、次の 3 ファイルが作成されます。
- journal.nsf
- bookmark.nsf
- names.nsf
ユーザーのローミングファイルの作成
この AdminP (Administration Process) 要求を使用してローミングユーザーのローミングファイルを作成できます。
トリガ: ユーザー登録画面の [基本] パネルで [詳細] チェックボックスをクリックし、[ローミングユーザー] チェックボックスを有効にしたとき。[ローミングユーザー] チェックボックスは、ユーザー登録画面の [基本] パネルで [詳細] チェックボックスをオンにするまでは表示されません。
実行場所: ユーザーのメールサーバー、またはユーザー登録画面でローミングサーバーに指定したサーバー。[メールサーバーにローミングユーザーファイルを置く] を選択すると、ファイルはメールサーバーに作成されます。このオプションを選択しないと、指定したサーバーにファイルが作成されます。デフォルトの保管場所は、Domino/Data/Mail の下にあるサブディレクトリです。このサブディレクトリには、ユーザーの姓の最初の 8 文字が名前としてつけられます。例えば、Domino/Data/Mail/username.nsf。
実行のタイミング: 即時
結果: 登録中のユーザーに対してローミングユーザーファイルが作成されます。
メールファイルの作成
この AdminP (Administration Process) 要求を使用してメールファイルを作成できます。
トリガー元: 登録時にシステム管理プロセスがメールファイルを作成するように指定したとき。
実行場所: ユーザーのホームメールサーバー。
実行のタイミング: 即時
結果: ユーザーのホームメールサーバーにメールファイルが作成されます。