システム管理要求データベース

システム管理要求データベース (ADMIN4.NSF) 内のビューを使用して、さまざまな方法で要求をソートしたり検査したりします。

1. データベース内のビュー

表示

表示内容

要求された管理プロセス

システム管理者の注意とアクションを必要とする要求

サーバー別動作

サーバー名でソートされた、要求への返答

日付別エラー

日付でソートされた、発生したエラーの返答

サーバー別エラー

サーバーでソートされた、発生したエラーの返答

アクション別要求

アクションでソートされた、要求と返答

名前別要求

名前でソートされた、要求と返答

オリジナル作成者別要求

要求は、発行された方法に従って、サーバー名、管理者名、ユーザー名でソートされますこのビューにより、1 人の管理者は [システム管理要求] データベース内のその他の管理者の動作をモニターできます。

サーバー別要求

サーバーでソートされた、要求と返答

発行時刻別要求

すべてのシステム管理要求を日付と要求が発行された時刻順にソートします。

認証機関の変更要求

設定更新

Domino® ディレクトリの認証文書と発行済み証明書リスト (ICL) データベースの認証機関設定文書への更新を生成した要求

注: Domino® ディレクトリから ADMIN4.NSF を開く場合、このビューは [設定更新] と呼ばれます。

認証機関の復旧の更新

復旧情報の更新

認証者の復旧情報を更新する要求。通常、このビューは認証機関と登録機関として指定されている管理者によりモニターされます。

注: Domino® ディレクトリから ADMIN4.NSF を開く場合、このビューは [復旧情報の更新] と呼ばれます。

認証要求

インターネット認証を作成する要求と、Notes® 認証を作成する要求。通常、このビューは認証機関と登録機関として指定されている管理者によりモニターされます。

ドメイン間設定

サーバーでソートされ、その後に、受け入れられたインバウンド要求とアウトバウンド要求でソートされたドメイン間設定

ドメイン間送信エラーレポート

インバウンドドメインに配信できない要求

登録要求

このビューはまだ動作しません。

承認要求

個々に承認を必要とする要求を表示します、つまり、ADMIN4.NSF にある複数の要求を選択して [選択した要求の承認] をクリックすることで、それらの要求の承認を受けることはできません。

ユーザーの移動

名前階層内でのユーザー名の移動要求

処理待ち管理者承認

管理者による承認処理待ちの要求です。このビューに関連した追加のビューもあります。タブは以下のとおりです。

  • 期間別保留 -- 管理者の承認処理待ちのすべての要求を表示します。承認待ちで ADMIN4.NSF に存在していた日数順にソートされています。要求は 90 日までは 7 日間、14 日間などの増分での区切りと、90 日を超える分でまとめてソートされます。
  • サーバー別保留 -- 管理者の承認処理待ちのすべての要求を表示します。承認待ちの要求は、それが処理されるサーバーの名前順にソートされています。
注: Domino® ディレクトリから ADMIN4.NSF を開くと、別々のビューではなく [管理者承認処理待ち] フォルダがリストされます。

システム管理要求データベースにはまた、処理オプションが特定の要求に適用するかどうかに従って、システム管理要求のボタンとして使用可能な、次のようなオプションもあります。

2. 処理オプション

新規処理オプション

説明

ビューから削除

このボタンは、ADMIN4.NSF にある [要求された管理プロセス][日付別エラー][サーバー別エラー] ビューに表示され、管理者が警告や報告されたエラーに対処した後、1 つ以上の要求をビューから削除するために使用します。ビューから削除する要求を選択し、[ビューから削除] をクリックします。

選択した要求の再実行

このボタンは、ADMIN4.NSF にある [サーバー別エラー][日付別エラー] ビューに表示され、前に処理中に失敗した、1 つまたは複数の要求を再処理するために使用されます。再処理したい要求を選択し、[選択した要求の再実行] をクリックします。

選択エントリによる階層名変更

このボタンは、ADMIN4.NSF[ユーザーの移動] ビューに表示され、1 つ以上の要求の他の階層への移動を完了するために使用します。複数の要求が選択された場合、それらの移動先階層はすべて同じでなければなりません。完了したい要求を選択し、[選択エントリによる階層名変更] をクリックします。

システム管理要求データベースの文書の表示は、Domino® Administrator と Web サーバー管理クライアントのどちらからも実行できます。