SMTP/POP3 Workload
SMTP/POP3 Workload は、SMTP と POP3 を経由してメールを取得、送信するアクティブユーザーをシミュレートします。このスクリプトには、平均して 10 分間の待機時間を含んでいるため、平均的なユーザーは 1 時間あたり最大で 6 回このテストを実行できます。
このタスクについて
繰り返しのたびに、スクリプトは POP3 メッセージを調べたり、取得したりします。メッセージを送信する場合、各ユーザーは、20 分ごとに 1 回だけメールメッセージを NumMessageRecipients に送信します。ユーザーの 20%は、送信メールメッセージの 80%を受信します。各ユーザーが送信した SMTP メッセージは、SUT 上のその他のユーザーのメールデータベースに配信されます。
このテストでは、次の測定結果が得られます。
- 完了した Notes® 操作のスループット
- 最大キャパシティのときの平均応答時間
- サポートされる SMTP/POP3 メールユーザーの最大数
結果として得られた SMTP/POP3 サーバーの容量測定基準は、サポートできたユーザーの最大数です。これは、平均ユーザー応答時間が低下して許容できなくなる直前の値です。
注: SMTP/POP3 Workload スクリプトを確認できます。
SUT と一部のテストで SUT からメールを受信するシステムのハードディスク要件を以下に示します。
設定 |
値 |
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最初のディスク要件 |
Domino® 6 以降の場合、SUT 上で 1 ユーザー (メールデータベース) あたり約 11.5 MB。Domino 5 では約 7.5 MB。 |
以降のディスク要件 |
テスト中、1 時間あたり 100KB ずつ増加。この値はユーザー数には関係しません。 |