パススルーサーバーと受信側サーバーの設定が完了したら、パススルーサーバーに接続するサーバーを設定します。パススルー接続を作成すると、このサーバーはユーザーや他のサーバーからの要求を転送し、指定した受信側サーバーに接続できるようになります。
始める前に
パススルー接続を作成する前に、現在のサーバーがデフォルトのパススルーサーバーを使用するように設定されていないことを確認してください。サーバーがデフォルトのパススルーサーバーを使用するように設定されていて、他の接続が定義されていない受信側サーバーへの接続要求を受信した場合、サーバーは指定のサーバーを経由して、要求された受信側サーバーに接続しようとします。指定のサーバーが、要求された受信側サーバーへのパススルー接続を許可するよう設定されていない場合、パススルーの試行によって両方のサーバーに不要な負荷が生じます。 サーバーがデフォルトのパススルーサーバーを使用するように設定されていないことを確認するには、次の手順を実行します。
- HCLDomino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
- をクリックします。
- [基本] タブをクリックし、[サーバーロケーション情報] セクションを展開します。
- [パススルーサーバー] フィールドが空白になっていることを確認します。
- フィールドが空白の場合は、以下の手順を実行してパススルー接続を作成します。
このタスクについて
パススルー接続文書では、パススルーに使用するサーバーが指定されますが、パススルーサーバーへの接続方法は定義されていません。サーバーが LAN を経由してパススルーサーバーに直接接続できない場合は、接続文書を別途作成してパススルーサーバーへのパスを定義する必要があります。
手順
-
Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
-
[ディレクトリサーバー] フィールドで、送信側サーバーの Domino ディレクトリを選択します。
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[サーバー] をクリックし、[接続] をクリックします。
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[接続の追加] をクリックします。
-
次のフィールドに必要な情報を設定します。
表 1. パススルー接続のフィールドと説明
フィールド |
説明 |
接続タイプ |
パススルーサーバーを選択します。 |
送信側サーバー |
パススルーサーバーに接続するサーバーの名前。 |
送信側ドメイン |
送信側サーバーのドメイン名。 |
パススルーサーバー、またはハントグループの使用 |
この接続で受信側サーバーにアクセスするために使用するパススルーサーバーまたはハントグループの名前。 |
使用優先度 |
新しく作成したグループのオプションとして、
- [中] (デフォルト) - この文書によってサーバーへの主要パスが定義される場合は、このオプションを選択します。
- [低] - このオプションを選択して、サーバーへのバックアップパスを定義します。
注: 接続文書でポートを指定し、[使用優先度] フィールドを [中] に設定することで、Domino が特定のポートを使用するよう強制できます。 |
受信側サーバー |
パススルーサーバーを介して接続する受信側サーバーの名前。 |
受信側ドメイン |
受信側サーバーのドメイン名。 |
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[複製/配信] タブと [スケジュール] タブで実行するタスクを定義し、送信側サーバーが受信側サーバーを呼び出す時刻を選択します。
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[保存して閉じる] をクリックします。