LAN 上にあるサーバー間のメール配信や複製スケジュールを設定するには、接続文書を作成します。
このタスクについて
LAN 上の別のサーバーに接続する際にサーバーが特定のプロトコルを使用するために必要な情報を提供するために、接続文書を作成することもできます。
また LAN 接続文書を使用して、インターネットサーバーへの常時接続など、他の種類の接続をサーバーが行うために必要な情報を提供することもできます。
手順
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HCLDomino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
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[ディレクトリサーバー] フィールドで、送信側サーバーの Domino ディレクトリを選択します。
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[サーバー] をクリックし、[接続] をクリックします。
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[接続の追加] をクリックします。
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[接続の種類] フィールドで [ローカルエリアネットワーク] を選択します。
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以下のフィールドに入力します。
表 1. LAN 接続文書のフィールドと説明
フィールド |
説明 |
接続タイプ |
ローカルエリアネットワークを選択します。 |
送信側サーバー |
送信側サーバーの名前。 |
送信側ドメイン |
送信側サーバーのドメイン名。このフィールドはメール配信にのみ必要です。 |
使用するポート |
送信側サーバーが受信側のサーバーに接続するために使用するネットワークポート (またはプロトコル) の名前。 |
使用優先度 |
以下のいずれかを選択します。
- [中] (デフォルト) - この文書によってサーバーへの主要パスが定義される場合は、このオプションを選択します。
- [低] - このオプションを選択して、サーバーへのバックアップパスを定義します。
注: 接続文書でポートを指定し、[使用優先度] フィールドを [中] に設定することで、Domino が特定のポートを使用するよう強制できます。 |
受信側サーバー |
受信側サーバーの名前。 |
受信側ドメイン |
受信側サーバーのドメイン名。このフィールドはメール配信にのみ必要です。 |
追加ネットワークアドレス |
オプションのネットワークアドレスを提供して、TCP/IP 接続を経由して受信側サーバーのロケーションを簡単に探すことができるようにします。このフィールドにエントリがない場合、Domino は、サーバーのメモリキャッシュ、外部ドメインネットワークアドレス文書、またはローカルホストファイルや DNS を検索して名前を解決するシステムサービスから、受信側サーバーのアドレスを判別しようと試みます。 完全修飾ホスト名または IP アドレスを入力します。たとえば、HR-E.Renovations.com または 192.22.256.36 と入力します。IP アドレスは変更される可能性があるので、接続文書でホスト名を使用すると管理が容易になります。ホスト名を使用すると IP アドレスが変わった場合、送信側サーバーが DNS よりアップデート後の IP アドレスを受け取ります。 |
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[複製/配信] タブと [スケジュール] タブをクリックして実行するタスクを定義し、送信側サーバーが受信側サーバーを呼び出す時刻を選択します。
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[保存して閉じる] をクリックします。