デフォルト設定のウィジェットと Live Text の動作

ユーザーはウィジェットカタログを参照してウィジェットを取得することができます。また、ウィジェットのプリファレンスでカタログが指定され、カタログのアクセス制御リストとウィジェットのプリファレンスでアクセスが有効に設定されている場合は、オプションでウィジェットをカタログに追加することもできます。

デフォルトでは、[マイウィジェット] サイドバーパネルは表示されます。このパネルを非表示にするには、[ファイル] > [プリファレンス] > [ウィジェット] を選択し、[ウィジェットツールバーとマイウィジェットサイドバーパネルを表示] オプションを選択解除します。

[ウィジェットツールバーおよびマイウィジェットサイドバーパネルを表示] オプションを有効にすると、ウィジェットと Live Text に全面的にアクセスできるようになります。この設定により [マイウィジェット] サイドバーパネルと [ウィジェット] メニューとツールバーが表示され、ウィジェットコンポーネント、アクション、コンテンツタイプ、認識機能の作成と公開を実行できるようになります。ただし、管理者は、Domino® 管理ポリシーまたは Eclipse のプリファレンスを使用して、ウィジェットと Live Text 機能のさまざまな局面に対するユーザーアクセスを制御できます。このような制御は、多くの場合、エンドユーザータイプまたはパワーユーザータイプに基づいて行われます。

Notes® をインストールする前に、管理者は Domino ポリシーまたはインストールキットの plugin_customization.ini ファイルを使用して、デフォルトの動作を変更することができます。これらの設定は、インストール後に Domino ポリシーまたはインストール済みの plugin_customization.ini (install dir\framework\rcp\plugin_customization.ini など) を使用して変更することもできます。

Domino ポリシーまたは plugin_customization.ini ファイルの Eclipse のプリファレンスを指定しない場合は、すべてのウィジェットと Live Text 機能が使用可能となります。

[マイウィジェット] サイドバーやツールバーを表示できるかどうかに関係なく、Live Text を表示してアクションを実行することができます。

デフォルトのポリシーとプリファレンス

ポリシーまたはプリファレンスが変更されていない場合、デフォルトでは以下の設定になります。

  • [カタログサーバー] プリファレンスがブランク。
  • [カタログ名] プリファレンスがブランク。
  • [インストールするカテゴリ] プリファレンスがブランク。
  • [ウィジェットツールバーとマイウィジェットサイドバーパネルを表示] パネルプリファレンスは使用可能であり、選択されている。

    以下のデフォルト設定が指定され、それに関連する動作が有効になります。

  • [アクションの作成と管理] 設定が有効。
  • [認識機能とコンテンツタイプの作成と管理] 設定が有効。
  • [メールを使用してウィジェットを送信] 設定が有効。
  • [メールなどからウィジェットをインストール] 設定が有効。
  • [カタログに公開] 設定が有効。
  • [デフォルトの認識機能を有効にする] 設定が有効 (この認識機能は、ユーザー (ユーザー名)、住所、組織の拡張認識機能として提供されています)。