IMAP ユーザーのためのメールファイルを作成する

各 IMAP ユーザーは、HCLDomino® サーバーにメールファイルを持っている必要があります。メールファイルは、ユーザー登録時に自動的に作成されます。また、手動でメールファイルを作成することもできます。ユーザーが既存の Domino メールファイルを持つ HCLNotes® ユーザーとして登録されており、また、そのユーザー文書が IMAP を使用するよう設定されている場合、ユーザーは IMAP クライアントを使用してメールファイルにアクセスできます。

始める前に

IMAP ユーザーのユーザー文書が設定されていることを確認します。

このタスクについて

ユーザーが Domino サーバーに既存のメールファイルを持っていない場合は、次のタスクを実行します。

手順

  1. [ファイル] > [アプリケーション] > [作成] を選択します。
  2. [新規アプリケーション] ダイアログボックスで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
    表 1. 新規のアプリケーションのフィールド

    フィールド

    Enter

    サーバー

    ユーザーのメールファイルが保存される Domino メールサーバー。

    タイトル

    クライアントのメールファイル名 -- 例: Samantha Daryn's Mail

    ファイル名

    Domino データディレクトリからのメールファイルの相対フルパス -- 例: MAIL\SDARYN.NSF

  3. テンプレート名のリストで、ファイル名が MAIL8.NTF[メール (R8)] を選択して、[OK] をクリックします。
  4. Domino でメールファイルが作成され、そのメールファイルが開いたら、ユーザーとシステム管理者に適切なアクセスレベルを決定します。次のとおりにアクセス制御リスト (ACL) を編集します。
    1. [ファイル] > [アプリケーション] > [アクセス制御] を選択します。
    2. [アクセス制御リスト] ダイアログボックスで、[追加] をクリックしてユーザーの ACL エントリを作成してから、Domino ディレクトリでそのユーザーの名前を選択します。
    3. [ユーザー] にユーザーの種類を設定して、アクセスレベルを選択します。ユーザーには、[文書の削除] 権限がある [編集者] 以上のアクセス権が必要です。
    4. ACL で自分の名前を選択して、[削除] をクリックします。システム管理者として、特に Notes クライアントからアクセスできないユーザーのために [管理者] アクセス権を保持することを選択できます。
    5. [OK] をクリックしてエントリを保存し、ACL を閉じます。

次のタスク

IMAP アクセス用にメールファイルを準備する