VMware プラグイン・コマンド
クラウド電源コマンド
次の表では、クラウド電源コマンドについて説明します。これらのコマンドは BigFix プラットフォームのバージョン 11.0.3 から利用可能です。
| 名前 | 構文 | 説明 |
| インスタンスの開始 | インスタンスの開始 | このコマンドはターゲット・クラウド・インスタンスを開始します。 |
| インスタンスの停止 | インスタンスの停止 | このコマンドはターゲット・クラウド・インスタンスを停止します。VMware Tools がターゲット・クラウド・インスタンスにインストールされていない場合、このコマンドは正常に完了しません。 |
| インスタンスの再起動 | インスタンスの再起動 | このコマンドはターゲット・クラウド・インスタンスを再起動します。 |
| インスタンスの強制停止 | インスタンスの強制停止 | このコマンドは、ターゲット・クラウド・インスタンスを強制的にシャットダウンします。 |
必要な VMware 特権:
- VirtualMachine.Interact.PowerOn
- VirtualMachine.Interact.PowerOff （ハード・インスタンスを停止）
- VirtualMachine.Interact.Reset (インスタンスを再始動)
ホスト・コマンド
次の表は、ホスト・コマンドを説明しています。
| 名前 | 構文 | 説明 |
| ホストのシャットダウン | shutdown host [force=<force>] | このコマンドは、ホストをシャットダウンします。 |
| ホストの再起動 | reboot host [force=<force>] | このコマンドはホストをリブートします。 |
| 保守モードの開始 | enter maintenance mode [action=<action> timeout=<timeout> evacuate=<evacuate>] | このコマンドは、ホストを保守モードにします。このタスクの実行中、およびホストが保守モードの場合、仮想マシンの電源をオンにすることはできず、ホストに対してプロビジョニング操作を実行することもできません。 |
| 保守モードの終了 | exit maintenance mode [timeout=<timeout>] | このコマンドは、保守専用ホスト構成操作を同時に実行している場合を除き、ホストを保守モードから解放します。 |
必要な VMware 特権:
- Host.Config.Maintenance
ゲスト・コマンド
次の表では、ゲスト電源コマンドについて説明します。
| 名前 | 構文 | 説明 |
| 電源 ON | 電源 ON | このコマンドは、対象のゲスト仮想マシンの電源をオンにします。 |
| 電源オフ (ハード) | 電源オフ (ハード) | このコマンドは、対象のゲスト仮想マシンの電源をオフにします。 |
| 電源オフ (ソフト) | 電源オフ (ソフト) | このコマンドは、対象のゲスト仮想マシンをシャットダウンします。 |
| リセット | リセット | このコマンドは、対象のゲスト仮想マシンをリセットします (最初に電源をオフにしてから電源をオンにします)。 |
| 再始動 | 再始動 | このコマンドは、対象のゲスト仮想マシンをリブートします。 |
| 中断 (ソフト) | 中断 (ソフト) | このコマンドは、対象のゲスト仮想マシン・オペレーティング・システムに対して、中断操作の準備を要求します。 |
| 中断 (ハード) | 中断 (ハード) | このコマンドは、多少のゲスト仮想マシンでの実行を中断します。 |
必要な VMware 特権:
- VirtualMachine.Interact.PowerOn
- VirtualMachine.Interact.PowerOff ソフトとハードの電源オフの両方
- VirtualMachine.Interact.Suspend ソフトとハードの一時停止の両方
- VirtualMachine.Interact.Reset リセットと再始動の両方
次の表では、ゲスト・スナップショット・コマンドについて説明します。
| 名前 | 構文 | 説明 |
| スナップショットの作成 | create snapshot <snapshot-name> | このコマンドは、指定された名前のスナップショットを作成します。 |
| スナップショットの復元 | スナップショットの復元 | このコマンドは、仮想マシンを現在のスナップショットに戻します。スナップショットが存在しない場合、仮想マシンの状態は変更されません。 |
| スナップショットに移動 | go to snapshot <snapshot-name> | このコマンドは、仮想マシンの実行状態を、指定された名前のスナップショットの状態に変更します。 |
| スナップショットの名前変更 | rename snapshot <snapshot-name>|+|<new-snapshot-name> | このコマンドは、指定された名前で shapshot の名前を変更します。 |
| スナップショットの削除 | remove snapshot <snapshot-name> [<children>] | このコマンドは、指定された名前のスナップショットを削除します。オプションのブール値が true に設定されている場合、すべてのスナップショットの子が削除されます。 |
| すべてのスナップショットの削除 | すべてのスナップショットの削除 | このコマンドは、仮想マシンのすべてのスナップショットを削除します。 |
必要な VMware 特権:
- VirtualMachine.State.CreateSnapshot
- VirtualMachine.State.RemoveSnapshot スナップショットの削除と全てのスナップショットの削除の両方
- VirtualMachine.State.RenameSnapshot
- VirtualMachine.State.RevertToSnapshot スナップショットの復帰とスナップショットへの移動の両方
以下の表では、ゲスト・ツール・コマンドについて説明します。
| 名前 | 構文 | 説明 |
| マウント・ツール | マウント・ツール | このコマンドは、VMware Tools インストーラーを仮想マシンにマウントします。 |
| アップグレード・ツール | アップグレード・ツール | このコマンドは、仮想マシン用の VMware ツールをアップグレードします。 |
必要な VMware 特権:
- VirtualMachine.Interact.ToolsInstall マウントツールとアップグレードツールの両方
次の表では、ゲスト VLAN コマンドについて説明します。
| 名前 | 構文 | 説明 |
| VLAN の変更 | change vlan <vlan-name>|+|<adapter-number> | このコマンドは、仮想マシンの VLAN を切り替えます。 |
必要な VMware 特権:
- VirtualMachine.Config.EditDevice