Web レポートでの負荷が高い関連性を監視する

カスタム定義された値を超える BigFix Web レポートの関連性を監視して評価します。

この機能は、BigFix バージョン 10.0.8 から使用可能になりました。

この機能を有効にするには、以下の手順を実行します。
  1. Web レポートのログを有効にし、「クリティカル」以上に設定します。BES サポート・サイトから Fixlet ID 4591「Enable Web Reports Server log」を使用できます。
  2. Web レポートが実行されているマシンで、「WarnOnLongRelevanceEvaluationMinutes」設定を追加して、関連性の負荷が高いと見なされる分の数を指定します (デフォルトは「0」、つまり機能が無効であることを意味する)。
    • Windows の場合:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\BigFix\Enterprise Server\BESReports
      Value: WarnOnLongRelevanceEvaluationMinutes
      Type: REG_SZ
    • Linuxでは、/var/opt/BESWebReportsServer/beswebreports.config ファイルを変更し、「Software\BigFix\Enterprise Server\BESReports」セクションにキー「WarnOnLongRelevanceEvaluationMinutes」を追加します。
    この設定が定義され、その値が「0」より大きい場合、この値を超える時点で評価された関連性式は Web レポート・ログ・ファイルで追跡され、次のようなメッセージが表示されます。
    Wed, 07 Sep 2022 16:35:56 +0200 -- /relevance (8032) -- The following relevance expression 
    exceeded the "WarnOnLongRelevanceEvaluationMinutes" timeout ( 2 minutes ) for the evaluation: 
    'exists ... whose ... ' (1234 ms)