SLE Btrfs スナップショット管理
BigFix コンソールで、SLE Btrfs スナップショットの表示と管理を行うことができます。スナップショットの管理では、スナッパーの機能を使用して、Btrfs ファイル・システム・スナップショットがロールバックされます。この機能は、SUSE Linux Enterprise バージョン 11 SP2 以降で動作します。
Btrfs は、サブボリュームのファイル・システム・スナップショットをサポートする、コピー・オン・ライト方式の新しいファイル・システムです。サブボリュームは、各物理パーティション内で、個別にマウント可能な 1 つ以上のファイル・システムとして配置することができます。スナップショットは、特定の時点におけるサブボリュームの状態のコピーです。実質的に、スナップショットはサブボリュームの複製です。スナッパーについて詳しくは、SUSE 製品資料 (https://www.suse.com/documentation/sles11/book_sle_admin/data/cha_snapper.html) を参照してください。
注: SUSE Linux Enterprise バージョン 11 SP2 システムでは、パーティションがサブボリュームであり、このパーティション内にスナッパーの構成情報が存在する場合のみ、スナップショットを取得することができます。