スタンドアロン WebSphere Application Server を使用したサーバーのインストールを実行するときの FIPS 準拠の有効化
このタスクについて
BigFix® Remote Control Serverは、WebSphere® のセキュア HTTP 通信が提供するミドルウェア・インフラストラクチャーを使用します。そのため、手動による BigFix® Remote Control Serverのインストール用に FIPSを有効にするには、FIPS 準拠モードに対応するように WebSphere® を構成する必要があります。common.properties 構成ファイル内の設定を通じて BigFix® Remote Control Server を構成する必要もあります。
手動インストールの場合に FIPS 準拠を有効にするには、以下の手順を実行します。
手順
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WebSphere の構成
注: MS SQL データベースを使用する場合、現在は IBM® JRE および IBM® JSSE プロバイダーを使用して IBM® WebSphere® において FIPS モードで実行することはできません。MS SQL の場合、IBM® WebSphere で FIPS が有効でなければ、これらのオプションを使用できます。
- 有効な管理者 ID およびパスワードを使用して、BigFix® Remote Control Server にログオンします。
- をクリックします。
- common.properties ファイルで、FIPS.compliance を true に設定します。
- 「送信」をクリックします。
- をクリックします。
タスクの結果
注: WebSphere での FIPS の有効化に伴う変更によって、そのサーバー上で稼働する他のすべてのアプリケーションが影響を受けます。このため、ブラウザーのバージョンに応じて必要な場合は、それらの他のアプリケーションにアクセスするユーザーのブラウザー設定を、トランスポート層セキュリティー (TLS) をサポートするように変更する必要があります。
例えば、Internet Explorer で TLS を有効にするには、以下の手順を実行します。
- クリックします。
- 「詳細設定」タブで「TLS 1.0 の使用」を選択します。
- 「適用」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。