インストール時に HTTPS の URL がデフォルトで有効になる

新しいサーバーのインストールでは、trc.properties ファイル内の以下のサーバー・プロパティーがデフォルトで true に設定されます。
enforce.secure.web.access
Web アプリケーションにアクセスする際に、常に HTTPS が使用されます。
enforce.secure.weblogon
Web ポータル経由のログオンで、常に HTTPS が使用されます。
注: HTTP ポートが無効でない限り、 HTTP を使用してログオン・ページにアクセスしようとすると、HTTPS にリダイレクトされます。
enforce.secure.alllogon
サーバー・サービス・インターフェース経由のログオンで、常に HTTPS が使用されます。例えば、BigFix® Remote Control Server CLI のオプションを使用してログオンする場合などです。

HTTP アクセスを有効にする場合は、インストールの完了後に上記のプロパティーを変更してください。

インストール時に、サーバー・インストーラーの新しいオプションである「ターゲットで強制的に HTTPS を使用」がデフォルトで選択されますが、このチェック・ボックスはクリアしてもかまいません。

「ターゲットで強制的に HTTPS を使用」チェック・ボックスを選択すると、HTTPS を使用するように trc.properties ファイルの url プロパティーが設定されます。

url=[HTTPS address]

[HTTPS address] は、HTTPS アクセスで使用されるサーバーの IP アドレスです。

この操作により、trc.propertiesenforce.secure.endpoint.callhomeenforce.secure.endpoint.upload の値に関係なく、ターゲットがサーバーに接続する際に、常に HTTPS が使用されるようになります。

「ターゲットで強制的に HTTPS を使用」チェック・ボックスをクリアすると、url プロパティーに対して以下の値が設定されます。

url=[regular HTTP address]

[regular HTTP address] は、HTTP アクセスで使用されるサーバーの IP アドレスです。