HTTP アクセスを有効にする

新しいサーバーをインストールする際、ターゲット側で HTTPS を使用してサーバーと通信するためのオプションがデフォルトで選択されます。HTTP 通信を有効にすることもできます。

このタスクについて

ターゲット側で HTTP を使用してサーバーとの通信を行うには、以下のいずれかの操作を行います。
  • サーバー・インストーラー・プログラムを使用する場合は、Force targets to use https オプションをクリアします。
  • trc.war ファイルを WebSphere® Application Server にデプロイしてサーバーをインストールする場合は、サーバーのインストール後に、trc.properties ファイルで以下のプロパティーを変更する必要があります。
    • url プロパティーを HTTP の URL に設定します。
    • enforce.secure.endpoint.callhome を false に設定します。
    • enforce.secure.endpoint.upload を false に設定します。
また、HTTP ログオンを有効にして Web ポータルにアクセスするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. サーバーのインストール後に、以下の手順で trc.properties ファイルを編集します。
    1. サーバー UI で、「アドミニストレーター」 > 「プロパティー・ファイルを編集」をクリックします。
    2. trc.properties を選択します。
    3. enforce.secure.web.accessenforce.secure.weblogon、および enforce.secure.alllogonfalse に設定します。
    4. 「送信」をクリックします。
  2. 次のファイルを編集します。[INSTALLDIR] は、Remote Control サーバーのインストール・ディレクトリーです。
    Windows システム
    [INSTALLDIR]\wlp\usr\server\trcserver\cookie.xml
    Linux システム
    [INSTALLDIR]/wlp/usr/server/trcserver/cookie.xml
  3. <httpSession cookieSecure="false"/> を設定し、ファイルを保存します。
  4. 「アドミニストレーター」 > 「アプリケーションをリセット」をクリックします。