HTTP ポートを無効にする

HTTPS 通信と Web アクセスを有効にしてログオンしても、HTTP ポートが無効になることはありません。ユーザーまたはターゲットがポート 80 を使用してサーバーにアクセスしようとすると、HTTPS でのログオンまたは callhome にリダイレクトされます。Web サーバーでは、HTTP を完全に無効にすることができます。HTTP を無効にするには、インストーラー画面の「Web サーバー上のサーバー・ポート」フィールドを 0 に設定するか、 Remote Control サーバー・インストーラー・ウィザードの「HTTP ポート」フィールドを 0 に設定します。

trc.war ファイルを WebSphere® Application Server にデプロイして HTTP ポートを無効にするには、以下の手順を実行します。
  1. WebSphere Integrated Solutions コンソールで、「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」を展開します。
  2. 「Websphere Application Server」を選択します。
  3. Remote Control がインストールされているアプリケーション・サーバーを選択します。
  4. 「設定」タブで「Web コンテナー設定 」を展開します。
  5. 「Web コンテナー・トランスポート・チェーン」を選択します。
  6. ポート 80 の「HttpQueueInboundDefault」をクリックします。
  7. 「一般プロパティー」で「有効」チェック・ボックスをクリアします。
  8. 「適用」をクリックします。
  9. 「キャンセル」をクリックします。
  10. ポート 80 の「WCInboundDefault」をクリックします。
  11. 「一般プロパティー」で「有効」チェック・ボックスをクリアします。
  12. マスター構成に対して直接「保存」をクリックします。
  13. WebSphere サーバーを再起動します。
HTTP ポートを無効にした場合、HTTP 経由でサーバーにアクセスしようとするユーザーやターゲットは HTTPS にはリダイレクトされず、以下のエラーが表示されます。
Firefox の場合
Unable to connect.
Firefox can't establish a connection to the server at: [IP address of your server]
The site could be temporarily unavailable or too busy. Try again in a few moments.
If you are unable to load any pages, check your computer's network connection.
If your computer or network is protected by a firewall or proxy, make sure
 that Firefox is permitted to access the Web.
Internet Explorer の場合
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