フィーチャーと機能
BigFix Inventory には、物理環境および仮想化環境を管理するための便利な機能が用意されています。インフラストラクチャーにインストールされているソフトウェアをディスカバーし、使用量データの分析とレポートの生成を支援します。
ハードウェア
BigFix Inventory は、サード・パーティ製アプリケーションと統合されたハードウェアに関する詳細情報を示します。
ソフトウェアのディスカバリーと識別
BigFix Inventory は、インフラストラクチャーをスキャンし、モニター対象のコンピューターにインストールされているソフトウェアを判別します。
カスタム署名によるソフトウェア検出の拡張
BigFix Inventory により、カスタム署名を作成できます。カスタム署名を作成すると、インストール・レジストリで検出されないソフトウェアや不足しているソフトウェアを管理できます。詳しくは、「カスタム・シグニチャーのエクスポートとインポート」を参照してください。BigFix Inventory には、ソフトウェア製品のカタログが、シグニチャーと呼ばれるルールのセットとともに含まれています。シグニチャーは、ご使用のインフラストラクチャーにインストールされているソフトウェアの全体像を構築するために、スキャンの結果と照合されます。
ソフトウェア使用状況の監視
BigFix Inventory は、BigFix Platform の機能を活用して、ソフトウェアの使用状況に関する統計データを表示します。
IBM ライセンス使用状況レポートとコンプライアンス
BigFix Inventoryは、IBM ライセンス・メトリック・ツールに代わる、IBM サブキャパシティー用の IBM 認定アプリケーションです。
BigFix Inventory は、プロセッサー・バリュー・ユニット (PVU) およびリソース・バリュー・ユニット (RVU) の監査レポートのライセンス条項に準拠するために必要な情報を提供します。
BigFix Inventory は、インストール済みの IBM ソフトウェアで使用できるサーバーの最大コア・キャパシティーを計算します。さらにこのアプリケーションは、必要なプロセッサー・バリュー・ユニット (PVU) またはプロセッサー・コア資格の数を判別します。サポートされている仮想化テクノロジーをデプロイする場合、このツールは、仮想化環境全体のプロセッサー・コア・キャパシティー情報を提供します。
IBM PVU および IBM RVU MAPC の IBM 許可監査スナップショットを、ご使用のインフラストラクチャで生成できます。
エンタープライズ・ソフトウェア検出とライセンス使用状況レポート
BigFix Inventory は、選択されたエンタープライズ・ソフトウェアを検出し、ライセンスの使用状況を計算する機能を備えています。
Oracle Java SE および Oracle データベースおよびデータベース・オプションの使用状況データ収集の検証
BigFix Inventory は、Java SE 用の検証済みサード・パーティー・ツール (Oracle Collection Tool の代替ツール) です https://www.oracle.com/corporate/license-management-services/tooling.html。Oracle Java 監査データを生成する手順について詳しくは、「Oracle 測定データを収集する」を参照してください。
BigFix Inventory は、Oracle データベースおよびデータベース・オプション用の検証済みサード・パーティー・ツール (Oracle Collection Tool の代替ツール) です https://www.oracle.com/corporate/license-management-services/tooling.html。Oracle データベースの監査情報は、Oracle Java 情報と同じパッケージに含まれています。詳しくは、「Oracle 測定データを収集する」を参照してください。