VM Manager toolのバックアップとリストア

VM Manager toolのファイルの破損によって VM マネージャー接続の構成が失われないようにするために、/LMT/VMMAN/config/ および /LMT/VMMAN/keydb/ ディレクトリーをバックアップします。VM Manager toolのファイルが破損した場合は、VM Manager toolを再インストールし、2 つのディレクトリーをバックアップの場所からリストアします。

始める前に

この手順により、すべての構成または選択した構成を新しい VM Manager Tool インスタンスに移行することもできます。
重要: 別のコンピューターに VM Manager 構成をリストアする場合、あるいはコンピューター ID が変更されている場合、それぞれの vmmconf_*.properties VM マネージャー ツール接続構成ファイルに空の値を設定して、VM マネージャー ツールに vmm_id を再生成させる必要があります。BigFix Inventory では、vmm_idcomputer_id にリンクされており、同じ vmm_id を持つ、異なったコンピューターから送られてくるデータは拒否されます。

このタスクについて

手順

  1. VM Manager toolをバックアップし、次のディレクトリーをバックアップの場所にコピーします。
    • Config: <client_install_dir>/LMT/VMMAN/config/
    • Keydb: <client_install_dir>/LMT/VMMAN/keydb/
  2. 新しい VM マネージャー・ツールに構成を移行する場合は、当該インスタンスから構成を削除してから、構成をリロードします。
  3. VM Manager toolを再インストールし、バックアップしたディレクトリーを VM Manager toolのインストール・ディレクトリーにコピーします。
    1. BigFix コンソールにログインします。
    2. ナビゲーション・ツリーで、「サイト」 > 「外部サイト」 > BigFix Inventory > 「Fixlet とタスク」をクリックします。
    3. 既存の VM Manager toolをアンインストールするために、「VM マネージャー・ツールのアンインストール」を選択し、「アクションの実行」をクリックします。次に、VM Manager toolがインストールされているコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。
    4. 新しい VM Manager tool をインストールするには、「VM マネージャー・ツールのインストール」 version number を選択し、「アクションの実行」をクリックします。次に、VM Manager toolをインストールするコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。
  4. /LMT/VMMAN/config/ および /LMT/VMMAN/keydb/ ディレクトリーをバックアップの場所からリストアします。
    1. 新しいコンピューターに構成ファイルをリストアする場合、あるいはコンピューター ID が変更されている場合は、構成ファイルを編集し、vmm_id を空の値に設定します。
    2. 鍵ストアがリストアされない場合は、それぞれの構成ファイルで vmm_password を再度設定します。
  5. 構成をリロードします。
    • Linux アイコン ./vmman.sh -reloadconfig
    • Windows アイコン vmman.bat -reloadconfig
  6. 接続をテストして、すべての構成が正しいことを確認します。URL に接続できることと、資格情報が正しいことを確認します。