VM マネージャーの管理

VM マネージャーは、仮想マシンを作成、管理、およびモニターする特定のソフトウェアです。VM マネージャーへの接続を構成して、BigFix InventoryBigfix Inventory が仮想環境内のライセンス・メトリック使用状況を計算するために必要なデータを収集できるようにします。

VM マネージャーからの情報の収集

仮想マシンで使用可能なリソースは、現在の必要性に応じて動的に割り振られます。仮想マシンがプロセッサー負荷の高いタスクを実行していない場合、その仮想マシンに割り振られているプロセッサー・コアは、ワークロードを処理するためにそのプロセッサー・コアを必要としている他の仮想マシンに割り当てられます。これらの動的挙動により、BigFix Inventory は仮想マシンをスキャンして、プロセッサー・タイプおよび使用可能なコアの数に関する情報を収集できなくなります。

この情報を収集するために、BigFix Inventory には、仮想マシンで使用可能なリソースを制御する VM マネージャーへのアクセス権が必要となります。このアクセス権があれば、BigFix Inventory は、仮想マシンをホストしている物理コンピューター上のプロセッサー・コアの数を確認し、それらのリソースの割り振りと使用状況を把握できます。

以下の x86 仮想化タイプに対して VM マネージャーへの接続を定義する必要があります。

VM マネージャーからの情報の欠落

新規仮想マシンで最初にハードウェア・スキャンを正常に実行した後、24 時間以内に VM マネージャーへの接続を構成する必要があります。そうしなければ、BigFix Inventory は仮想化階層および物理プロセッサーに関する情報を取得できません。したがって、サブキャパシティー値を適切に計算することができません。このような場合、BigFix Inventory は仮想マシンにデフォルトの PVU カウントを適用します。これにより、PVU 使用状況が余分にカウントされる可能性がありま詳しくは、以下を参照してください。 x86 プロセッサーでのデフォルトの PVU カウント.

IBM は、デフォルトの PVU カウントに基づいて計算された PVU 値を含む監査レポートを受け入れます。クライアントがサブキャパシティーに不適格であるとみなしたり、フル・キャパシティーの料金を支払う義務があると考えたりすることはありません。

後で VM マネージャーへの接続を構成した場合、報告される PVU 値は、接続が欠落していたときに報告された値以下になります。ただし、接続の欠落によって生じたピークは、ピークが発生した期間に生成されたレポートに残ります。

VM Manager tool

VM マネージャーからデータを収集するために、BigFix InventoryVM Manager tool を使用します。このツールは、VM マネージャーに接続し、そのキャパシティーに関して、プロセッサー、タイプ、および使用状況に絞ったデータを収集します。その後、データは BigFix Inventory にインポートされ、ライセンス・メトリック使用状況が計算されます。パフォーマンスの問題を回避するために、単一の VM マネージャー・ツールに対する VM マネージャー・ツールの接続数を 10 未満にしておくことをお勧めします。

BigFix Inventory での VM マネージャーを管理するためのアプローチ

VM マネージャーの管理は、基本的なアプローチ (中央管理 - 管理対象の VM マネージャー・ツールの接続数が 10 未満) と高度なアプローチ (分散型 - 管理対象の VM マネージャー・ツールの接続数が 10 以上) という、2 つのアプローチから選ぶことができます。さらに、これら 2 つの方法を組み合わせることもできます。選択は、環境に応じて異なります。