「VM マネージャー」パネルについて

VM マネージャーの追加を始める前に、「VM マネージャー」パネルの詳細を確認して、使用可能なオプションと列を把握してください。

「VM マネージャー」パネルを開くには、「管理」 > 「VM マネージャー」をクリックします。アプリケーション更新 9.2.4 から、このパネルには、集中モードで管理されている VM マネージャーだけでなく、分散モードの VM マネージャーもリストされます。ただし、接続の編集、削除、テストなどのオプションは、集中モードで管理されている VM マネージャーのみに適用できます。分散モードで管理される VM マネージャーに対してこれらのタスクを実行する方法については、以下を参照してください: 拡張 VM 管理 (分散型).

このパネルに表示される VM マネージャーの数は、ご使用のコンピューター・グループの割り当てによって異なります。表示できる VM Manager toolは、ユーザーに割り当てられているコンピューター・グループに属している VM マネージャー・ツールによってデータが収集される VM マネージャーのみです。


「VM Managers (MQ マネージャー)」パネル
1 新規
VM マネージャーを追加するには、このボタンをクリックします。BigFix サーバーから接続可能な VM マネージャーを追加するのに、このオプションを使用します。VM マネージャーが、BigFix サーバーが接続できない別にネットワークにある場合は、VM マネージャー構成ファイルを作成します。詳しくは、こちらを参照してください: 拡張 VM 管理 (分散型).
重要: VM Manager toolのメイン・インスタンスがインストールされるコンピューターが、ユーザーに割り当てられているコンピューター・グループに属していない場合、このボタンは無効です。
2 削除
選択した VM マネージャーを削除するには、このボタンをクリックします。このオプションは、集中モードで管理されている VM マネージャーのみに適用できます。選択された VM マネージャーが分散モードで管理されている場合、このボタンは無効です。このような VM マネージャーを削除するには、「VM マネージャー・ツールのコンピューター ID」列にリストされているコンピューターから構成ファイルを削除します。
重要: 分散モードで管理される VM マネージャーの構成ファイルを削除すると、その VM マネージャーは、最大の表示可能期間が過ぎた後、BigFix Inventory ユーザー・インターフェースから削除されます。この期間は、maxVMManagerVisibility パラメーターで設定され、デフォルトは 90 日に設定されます。
3 テスト接続
選択した VM マネージャーへの接続をテストするには、このボタンをクリックします。このオプションは、集中モードで管理されている VM マネージャーのみに適用できます。選択された VM マネージャーが分散モードで管理されている場合、このボタンは無効です。接続テストの状況が「接続テストのステータス」列に表示されます。
4 9.2.12 再開
「無効な資格情報 - 中断」状況の VM マネージャーへの接続を再開するには、このボタンをクリックします。ログイン試行の失敗回数が一定数を超えると、アカウントがロックされないように VM マネージャーへの接続が中断されます。根本的な問題を修正すると、接続を再開することができます。
5 詳細情報
VM マネージャーの管理方法について説明した資料のトピックへのリンク。
6 操作状況
状態を反映する VM マネージャーの状況。接続または構成の問題が発生すると、この状況が変わります。詳しくは、こちらを参照してください: 「VM マネージャーの状況」。
7 接続テストのステータス
接続テストの状況。初期値は Not Tested で、「テスト接続」をクリックすると、値が TestingSuccessful または Failed へと変化します。最後の 2 つの状況の後には、必ずタイム・スタンプが表示されます。詳しくは、こちらを参照してください: 「接続テストの状況」。

このオプションは、集中モードで管理されている VM マネージャーのみに適用できます。選択された VM マネージャーが分散モードで管理されている場合、接続状況は Not Applicable になります。

8 タイプ
VM マネージャーのタイプ。
9 URL
VM マネージャーの Web アドレス。仮想化タイプごとに異なるアドレス・フォーマットが使用されます。VM マネージャーの追加時には、必ず、テンプレートが提供されます。詳しくは、こちらを参照してください: 「サポートされる仮想化タイプ」。
10 データ・インポート時刻
キャパシティー・データが BigFix サーバーから BigFix Inventory にインポートされた日時。

デフォルトでは、列は表示されません。

11 データ収集時刻
キャパシティー・データが VM Manager toolによって VM マネージャーから収集された日時。この列に表示される時刻は、「データ・インポート時刻」列の時刻とは異なる場合があります。これは、収集されたデータが、引き続き BigFix サーバーにアップロードされてから、 BigFix Inventory にインポートされる必要がある場合があるためです。

「ATA データ収集時刻」の列が拡張され、アイコンには VM マネージャー・ツールの結果転送についての問題が表示されます。

考えられるインジケーター:
条件 サンプル値 意味
データ収集時刻とデータ・インポート時刻は正確に分単位となっています。 2021-09-24 03:06:12.427 と2021-09-24 03:06:00.000 アイコンなし好ましい状態。
データ収集時刻が、データインポート時刻より前になっています。 2021-02-17 04:49:05.810 2021-09-06 00:01:00.000 警告: データの受信時刻が遅すぎるため、その値がデータ・インポート時刻からの計算に使用されます。
データ収集時刻が、データインポート時刻より後になっています。 2021-02-17 04:49:05.810 2021-01-06 00:12:00.000​ エラー: VM マネージャー・ツールの結果の処理に問題があります。データ・インポートログを確認してください。
12 9.2.4 VM Manager tool のコンピューター ID
特定の VM マネージャーからデータを収集する VM Manager toolがインストールされているコンピューターの ID。そのコンピューターの詳細 (例えば、IP アドレス) を表示するには、このリンクをクリックしてください。その情報を使用して、分散モードで VM Manager toolの構成ファイルを変更するためにアクセスするコンピューターを把握できます。
13 9.2.4 デプロイメント・タイプ
VM マネージャーが集中モードで実装されるか、分散モードで実装されるかを示します。デプロイメント・タイプが「集中」である場合、BigFix Inventory ユーザー・インターフェースで VM マネージャーを編集できます。

デプロイメント・タイプが「分散」である場合、BigFix Inventory ユーザー・インターフェースで VM マネージャーに関する情報を表示できますが、編集も削除もできません。このような VM マネージャーの設定を変更するには、その構成ファイルを編集してください。構成ファイルは、「VM Manager toolのコンピューター ID」列にリストされているコンピューターにあります。詳しくは、こちらを参照してください: VM マネージャーの構成パラメーター.

非推奨: ユーザー名
以前のバージョンでは、この列には、VM マネージャーに接続するために使用するユーザー名が表示されます。