データベース・パスワードの変更
データベース・パスワードを変更する方法。
BigFix サーバーのデータベースをインストールした後、 以下のコマンドを実行すると、そのパスワードを変更できます。
- Windows オペレーティング・システムの場合:
.\BESAdmin.exe /updatepassword /type=<server_db|dsa_db> [/password=<password>] /sitePvkLocation=<path+license.pvk> [/sitePvkPassword=<pvk_password>]
- UNIX オペレーティング・システムの場合:
./BESAdmin.sh -updatepassword -type=<server_db|dsa_db> [-password=<password>] -sitePvkLocation=<path+license.pvk> [-sitePvkPassword=<pvk_password>]
注: BigFixサーバーがインストールされているのと同じシステムに Web レポートコンポーネントがインストールされている場合は、UNIX でのこの手順によって、Web レポートのデータベース・パスワードも更新されます。
各部の意味は以下のとおりです。
- type=server_db
- データベース・インスタンスのパスワードを変更した場合、データベースで認証するためにサーバーによって使用されるパスワードを更新するには、この値を指定します。
この値を変更すると、コマンドはすべての BigFix サーバー・サービスを再始動します。
- type=dsa_db
- DSA 構成のサーバーでデータベース・インスタンスのパスワードを変更した場合、データベースで認証するためにリモート・サーバーによって DSA 構成で使用されるパスワードを更新するには、この値を指定します。
./BESAdmin.sh -updatepassword -sitePvkLocation=/mylicenses/license.pvk
-sitePvkPassword=******* -type=server_db
-password
設定と -sitePvkPassword
設定はオプションです。それらがコマンド構文内で指定されていない場合、それらの値は実行時に対話式に要求されます。このコマンドによって設定されるパスワードは難読化されます。UNIX での Web レポート・データベースのパスワードの変更
UNIX オペレーティング・システムでローカルまたはリモートの Web レポート・サーバーのデータベース・パスワードを変更するには、以下の手順を実行します。
beswebreports
サービスを停止します。service beswebreports stop
- 以下の構成ファイルを開きます。
/var/opt/BESWebReportsServer/beswebreports.config
[Software\BigFix\Enterprise Server\FillAggregateDB]
に移動し、以下のように設定します。Password = "db2newpassword"
beswebreports
サービスを開始します。
再始動後にパスワードは難読化され、構成ファイル内では再び#service beswebreports start
""
に置き換えられます。