既存のクライアントへのリレーの自動割り当て
最も近いリレーを自動的に検出し、サーバーの代わりにそのコンピューターをポイントするように、クライアントを構成することができます。
管理のオーバーヘッドを最小限にして、動的にシステムのバランスを取るため、この技法が推奨されます。クライアントは経由するホップ数が最も少ないリレーを判別できるので、トポロジーが最適化されます。
ラップトップの接続や切り離し、コンピューターの起動やシャットダウン、新規ハードウェアの追加やハードウェアの取り外しなどによって、ネットワーク構成が絶えず変化する場合は、この動作が重要となります。クライアントは、構成を動的に評価し、ネットワークの変更に応じて最も効率のよい接続を維持することができます。
クライアントが自動的にリレーを検出するようにセットアップするには、以下の手順を実行します。
- コンソールを起動し、「BigFix 管理」ドメインを選択します。「コンピューター管理」フォルダーで「コンピューター」ノードをクリックして、リスト・パネルにクライアントのリストを表示します。
- Shift キーまたは Ctrl キーを押しながらクリックして、自動的にリレーを検出させるコンピューターのセットを選択します。Ctrl+A を押すと、クライアントのセット全体が選択されます。
- この強調表示されたセットを右クリックし、ポップアップ・メニューから「コンピューターの設定を編集」を選択します。1 つのコンピューターを選択したか、複数のコンピューターを選択したかによって、ダイアログ・ボックスは若干異なります。通常、ネットワーク内のすべてのクライアントを選択するため、複数選択ダイアログが表示されます。
- 「リレーの選択方法」にチェック・マークを付けます。
- 「最適なリレーを自動的に検出」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。