リポジトリーまたは SMT へのエンドポイントの登録
「SLE カスタム・リポジトリー管理」ダッシュボードを使用して、リポジトリーまたは SMT をエンドポイントに接続します。
始める前に
- リポジトリー設定がリポジトリー・サーバー構成と一致することを確認する。
- リポジトリー構成 - SUSE Linux Enterprise 分析をアクティブ化します。
- SUSE Linux Enterprise Server 12 と SUSE Linux Enterprise Desktop 12 では、エンドポイントがすでに SMT に登録されている場合、そのエンドポイントを新しい SMT に登録する前に、SMT サーバーからそのエンドポイントの登録を解除してください。
手順
- 「SLE カスタム・リポジトリー管理」ダッシュボードで「エンドポイント」タブをクリックします。
- 最初のテーブルから、リポジトリーまたは SMT に登録するエンドポイントを選択します。選択したエンドポイントのリポジトリーまたは SMT が 2 番目のテーブルにリストされます。注: 名前が「未指定」になっているリポジトリーは、ダッシュボードのリポジトリー・リストにリストされていません。
- 「新規リポジトリーの登録 (Register a new repository)」をクリックします。
- 「新規リポジトリーの登録 (Register a New Repository)」ダイアログで、リポジトリーまたは SMT を選択し、「次へ」をクリックします。
図 1. リポジトリーへのエンドポイントの登録
注: エンドポイントは一度に 1 つの SMT にのみ登録できます。SUSE Linux Enterprise Server 11 で別の SMT を登録すると、既存の SMT の登録内容がオーバーライドされます。SUSE Linux Enterprise Server 12 の場合、新しい SMT によって既存の SMT がオーバーライドされることはありません。既存のエンドポイントを新しい SMT に登録する前に、そのエンドポイントの登録を解除する必要があります。- リポジトリーを選択した場合は、有効なオプションを使用して追加の構成情報を指定することができます。
- 指定された URI のプローブ (Probe given URI)
- 登録時に、指定されたリポジトリーが確認されます。
- リポジトリーの自動更新を有効にする (Enable autorefresh of the repository)
- データベースからメタデータを読み込む前に、リポジトリーが自動的に更新されます。
- 追加フィールド
- このフィールドを使用して、リポジトリーの構成情報が追加されます。たとえば、ベンダー・サイトのミラーではないリポジトリーを使用する場合は、gpgcheck=0 を入力することで、ファイルが開けずにパッチの適用が失敗することがないようにします。
図 2. リポジトリーへのエンドポイントの登録時の追加構成フィールド
- SMT を選択した場合は、clientSetup4SMT スクリプトの場所を入力してください。
- リポジトリーを選択した場合は、有効なオプションを使用して追加の構成情報を指定することができます。
- 「保存」をクリックします。この情報は Zypper 構成ファイルに保存されます。
- 「アクションの実行」ダイアログで、コンピューターを選択し、「OK」をクリックしてアクションを適用します。