「SLE カスタム・リポジトリー管理」ダッシュボード
「SLE カスタム・リポジトリー管理」ダッシュボードを使用すると、既存のカスタム・リポジトリー・ソリューションまたは Subscription Management Tool (SMT) ソリューションを BigFix パッチ管理ソリューションと簡単に統合できます。このダッシュボードでサポートされるのは、バージョン 11 および 12 の SUSE Linux Enterprise Desktop と Linux Enterprise Server のエンドポイントだけです。
「SLE カスタム・リポジトリー管理」ダッシュボードを使用すると、SUSE Linux Enterprise の Fixlet で、標準の BigFix のダウンロード・インフラストラクチャーを使用する代わりに Zypper を使用してダウンロードを実行できます。このダッシュボードでは、エンドポイントにパッケージをインストールする際に、カスタム・リポジトリーを登録して Zypper コマンドを使用することもできます。
このダッシュボードにアクセスするには、「パッチ・サポート」サイトをサブスクライブします。「パッチ管理ドメイン」から、ダッシュボードをクリックします。「リポジトリー構成 - SUSE Linux Enterprise」分析をアクティブにして、ダッシュボード上でコンテンツを表示します。
重要: このダッシュボードを使用する前に、必要なメタデータとヘッダーを使用してカスタム・リポジトリーを事前構成する必要があります。
「SLE カスタム・リポジトリー管理」ダッシュボードを使用して、パッチ管理用の以下のアクションを実行します。 図 1. 「SLE カスタム・リポジトリー管理」ダッシュボード
- リポジトリー (カスタム・リポジトリーまたは SMT サーバー) へのエンドポイントの登録と登録解除
- リポジトリー・ダッシュボード・リストでのカスタム・リポジトリーと SMT サーバーの追加、削除、およびインポート
注: 「SLE カスタム・リポジトリー管理」ダッシュボードでは、物理的なリポジトリー・サーバーや SMT の作成はサポートされません。このリポジトリーは、個別に作成する必要があります。リポジトリーの作成について詳しくは、以下のリソースを参照してください。
- SUSE Linux Enterprise Desktop 11 Deployment Guide (https://www.suse.com/documentation/sled11/book_sle_deployment/data/sec_y2_sw_instsource.html)
- SUSE Linux Enterprise Server 11 Deployment Guide (https://www.suse.com/documentation/sles11/book_sle_deployment/data/sec_y2_sw_instsource.html)
- SUSE Linux Enterprise Desktop 12 Deployment Guide (https://www.suse.com/documentation/sled-12/book_sle_deployment/data/book_sle_deployment.html)
- SUSE Linux Enterprise Server 12 Deployment Guide (https://www.suse.com/documentation/sles-12/book_sle_deployment/data/book_sle_deployment.html)
重要: カスタム・リポジトリーを使用する場合は、ダウンロード・エラーを回避するために SCC ダウンロード・プラグインを登録する必要があります。「ダウンロード・プラグインの管理 (Manage Download Plug-ins)」ダッシュボードでダウンロード・プラグインを登録できます。