Automation Plan Engine のインストール

Windows® および Linux® システムに Automation Plan Engine をインストールできます。Automation Plan Engine をインストールするには、BigFix コンソールから Task を実行します。Automation Plan Engine をインストールする Task は、BigFix サーバー・プラグイン・サービスが正しくインストールされている場合にのみ、関連します。BigFix サーバーがインストールされたシステムに Automation Plan Engine をインストールする必要があります。インストール手順は、Windows®Linux® の両方について同じです。

このタスクについて

Automation Plan Engine のインストールを開始する前に、システムが「自動化計画エンジンの前提条件」で説明されている前提条件を満たしていることを確認してください。Automation Plan Engine をインストールおよびアップグレードするための 1 つの Task と、Automation Plan Engine をアンインストールするための別の Task があります。これらの Tasks はそれぞれ、Automation Plan Engine がすでにインストールされているかどうかに応じて、関連が生じます。Automation Plan Engine をインストールすると、それをインストールする Task は関連しなくなり、それをアンインストールする Task が関連するようになります。Automation Plan Engine をインストールした後、Automation Plan Engine のインストール Task が関連しなくなるまでに数分かかる場合があります。

Automation Plan Engine をインストールするには以下の手順を実行します。

手順

  1. master operator として BigFix コンソールにログインし、Server Automation domain に移動します。
    注: Linux® へのインストールの場合、
    • Windows® にコンソールがインストールされている必要があります。
    • dos2unix パッケージが RHEL で使用可能かどうかを確認します (これを確認するには、管理者権限またはルート・アクセス権限で端末を開き、コマンド dos2unix を入力します。コマンドが見つからない場合は、yum install dos2unix コマンドを使用してパッケージをインストールします。)
  2. 「Automation」ノードから「セットアップと保守」 > 「Fixlet とタスク」をクリックし、ご使用のプラットフォームに応じて以下の Tasks のいずれかを選択します。
    • Windows® プラットフォームの場合は、「最新の Automation Plan Engine のインストール」を選択します。
    • Linux® プラットフォームの場合は、「最新の Automation Plan Engine (RHEL) のインストール」 を選択します。
  3. 「アクションの実行」をクリックします。
  4. 「アクションの実行」ダイアログ・ボックスで、BigFix サーバーがインストールされているシステムを対象にします。
  5. OK」をクリックします。Task が実行され、Automation Plan Engine がインストールされます。Automation Plan Engine のインストールのデフォルトの場所は、以下のディレクトリーです。
    • Windows® プラットフォームの場合は、C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Server\Applications\PlanEngine ディレクトリーです。
    • Linux® プラットフォームの場合は、/var/opt/BESServer/Applications/PlanEngine ディレクトリーです。
    Automation Plan Engine インストール Task が関連しなくなるまでに数分かかる場合があります。これで、アンインストール Task が関連を持つようになりました。

タスクの結果

Automation Plan Engine がインストールされると、BigFix サーバー・プラグイン・サービスによってそれが自動的に開始されます。Automation Plan Engine のログ・ファイル pe_console.log は、ご使用のプラットフォームに応じて、以下の場所に作成されます。
  • Windows® の場合は、pe_console.log ログ・ファイルはインストール・ディレクトリーの \BES Server\Applications\Logs サブ・ディレクトリー (C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Server\Applications\Logs ディレクトリーなど) に作成されます。
  • Linux® のデフォルト値を使用したインストールの場合、pe_console.log ログ・ファイルは /var/opt/BESServer/Applications/Logs ディレクトリーに作成されます。
Automation Plan Engine が正しくインストールされ、開始されていることを確認するには、ログ・ファイルの先頭に以下の行があることを確認します。
2013-08-23 13:15:20,235 INFO [main] (cli.PlanEngineLauncher:255) :: IZNENG025I \
Plan Engine (build number 0.49) starting in JVM with PID (4508) ... 
2013-08-23 13:15:20,235 INFO [main] (cli.PlanEngineLauncher:259) :: IZNENG026I \
Plan Engine CLI initializing ... 
2013-08-23 13:15:20,235 INFO [main] (cli.PlanEngineLauncher:130) :: IZNENG001I \
Received command: "start"