レッスン 2: レポートの範囲を定義するコンピューター・グループの作成

9.2.2 から使用可能です。コンピューターのサブセットについてソフトウェアの管理および監査スナップショットの生成を行うには、BigFix Inventory でインフラストラクチャー内のコンピューターをグループに分割します。

始める前に

BigFix コンソールでコンピューター・グループを作成済みの場合は、インポートを実行して、それらのグループの情報が BigFix Inventory で使用できるようにします。

手順

  1. BigFix Inventory にログインします。
  2. 次の、最初の BigFix サブキャパシティー・リージョンにあるすべてのコンピューターを含むコンピューター・グループを作成します: 北米および南米。
    1. 上部のナビゲーション・バーで、「管理」 > 「コンピューター・グループ」をクリックします。
    2. コンピューター・グループを作成するには、「新規」をクリックします。
    3. コンピューター・グループの名前を指定します。
      Americas。
    4. オプション: コンピューター・グループの説明を入力します。
    5. このグループに属するコンピューターが満たす必要がある基準を指定します。
      BigFix コンソールで作成したコンピューター・グループを再利用するには、「データ・ソース・グループ」「次のセットに含まれる」を選択してから、該当する BigFix コンピューター・グループを選択します。ここでは、「Americas」を選択します。
      コンピューター・グループを作成するためのウィンドウ
    6. 9.2.8 「タイプ」セクションから、「レポート作成」を選択します。
    7. 「ライセンス使用状況の計算の有効化」 を選択して、このコンピューター・グループの使用状況を計算します。
    8. データの計算対象とする日数を指定します。この数は、「すべてのメトリック」レポートに表示されるデータが計算されて最新状態になるデフォルトの期間になります。
      この数は、「すべてのメトリック」レポートに表示されるデータが計算されて最新状態になるデフォルトの期間になります。
      例えば、30 日に設定した後に、過去 90 日間のレポートを表示した場合、レポートには以下のデータが表示されます。
      • 新規に作成したコンピューター・グループのレポートを表示した場合、レポートには、過去 30 日間の値が表示され、残りの期間は空です。
      • 既存のグループのレポートを表示した場合、値が古い可能性があります。
      いずれの場合も、データを再計算してください。
    9. グループを保存するには、「作成」をクリックします。
  3. コンピューターが存在する残りの BigFix サブキャパシティー・リージョンについてコンピューター・グループを作成します。
  4. オプション: すべてのコンピューターについての集合スナップショットは必要ないが、各コンピューター・グループの個別の監査スナップショットが必要な場合、「すべてのコンピューター」グループを開き、「PVU および RVU MAPC」をクリアします。次に、「保存」をクリックします。
    重要: 複数の IBM サブキャパシティー・リージョンにインストールされている BigFix ソフトウェアの PVU 使用量をレポートするコンピューター・グループを作成する場合は、このステップを実行します。「すべてのコンピューター」グループのサブキャパシティー・データを計算する場合は、BigFix サブキャパシティー・リージョン を参照して、各リージョンに対して個別に生成されるレポートと、「すべてのコンピューター」グループに対して生成されるレポートの違いを理解してください。

    複数のビジネス部門にインストールされたソフトウェアを管理するコンピューター・グループを作成する場合は、このステップを実行しないでください。「すべてのコンピューター」グループのサブキャパシティー・データを計算しないと、環境全体についての監査スナップショットを生成できなくなります。

  5. BigFix Inventory でコンピューター・グループを使用できるようにするには、スケジュールされたインポートを待機するか、インポートを手動で実行します。
  6. オプション: 各コンピューター・グループのソフトウェアが別の担当者によって管理されている場合は、それぞれが 1 つのコンピューター・グループへのアクセス権限を持つ専用ユーザーを作成します。
    コンピューター・グループに対する専用ユーザー。

タスクの結果

ソフトウェアの管理と監査スナップショットの生成を実行できる対象のコンピューター・グループと、それらのグループにアクセスできる専用ユーザーを作成しました。