リレーを使用した以下のパフォーマンスの向上: BigFix
BigFix によって提供される速度とスケーラビリティーを利用するために、多くの場合、BigFix デプロイメントの設定を調整する必要があります。
リレーとは、リレー・サービスを使用して拡張されたクライアントのことです。ホスト・コンピューターを保護するためのすべてのクライアント・アクションを実行し、さらに子クライアントおよび子リレー対して、コンテンツおよびソフトウェアのダウンロードを配信します。リレーを使用すると、各ネットワーク・コンピューターがサーバーに直接接続する必要がなくなるので、負荷を大幅に軽減することができます。数百のクライアントがダウンロードのために 1 台のリレーを指定することができるので、同様にサーバーに対する要求は 1 つのみになります。リレーは他のリレーにも同様に接続できるため、効率はさらに高まります。
BigFix サーバーの負荷の削減
最小の BigFix デプロイメント (500 BigFix クライアントより少ない) を除くすべての場合、クライアントがリモート・ロケーションにない場合でも、各 BigFix クライアントに対して 1 次 BigFix リレーを設定する必要があります。
その理由は、BigFix サーバーが次のような多くのタスクを実行することです。
- 新規 Fixlet コンテンツの BigFix サーバーからの収集
- 新規 Fixlet コンテンツのクライアントへの配布
- BigFix クライアントからのレポートの受け入れと処理
- BigFix コンソールへのデータの提供
- ダウンロードしたファイル (サイズが大きい場合もあります) を BigFix クライアントに送信します。
適切な場所に BigFix リレーを設定し、それらを使用するようにクライアントを正しく構成することは、パフォーマンスに最も大きな影響を与える最も重要な変更です。リレーを構成するには、以下のことを行います。
- クライアントが最も近い BigFix リレーを自動選択できるようにします。
- 特定のリレーを使用するように BigFix クライアントを手動で構成します。