ステートメント・ヒープ・サイズの構成

ステートメント・ヒープ・サイズ構成パラメーター (stmtheap) は、ステートメント・ヒープの制限を参照します。ステートメント・ヒープは、SQL ステートメントのコンパイル時に SQL コンパイラーのワークスペースとして使用されます。ステートメント・ヒープ・サイズは、監査スナップショットの生成など、複雑な照会の実行に要する時間に影響します。

複雑な照会に小さなステートメント・ヒープ・サイズを割り当てると、照会が完全に最適化されず、実行にかかる時間が長くなります。また、ディスク・スペースも過剰に消費します。このシナリオは、大量のデータを含むデータベースで起こります。一方、大きなステートメント・ヒープ・サイズを割り当てると、データベースのデータ量が少ない場合でも、複雑な照会の実行時間が長くなる可能性があります。長時間実行される照会や、大きなサイズのディスク・スペースを使用する照会がある場合は、大規模環境用にステートメント・ヒープ・サイズを調整すると役立ちます。

以下のコマンドを使用して、ステートメント・ヒープ・サイズを定義します。
db2 update db config for TEMADB using stmtheap 81920 automatic
注: ステートメント・ヒープ・サイズを変更した後、BigFix Inventory アプリケーションおよび DB2 データベースを再始動します。