SAP Metric Data Collectorの構成パラメーター

構成ファイルには、 SAP Metric Data Collector がライセンス・メトリック使用状況データを収集する SAP システムに接続するのに必要となる重要な情報が含まれます。

構成ファイルは、次のディレクトリーにあります。
  • Linux /var/opt/BESClient/LMT/SAPTOOL/config
  • Windows C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Client\LMT\SAPTOOL\config

SAP システムを定義する主な構成パラメーターのリスト

以下のパラメーターは、ご使用の環境における SAP システムを定義します。これらのファイルは、template.sapsystem ファイルに基づいて構成されます。このテンプレート・ファイルは上書きしないでください。構成ファイルを新しいファイル名 <host_name>.sapsystem で保存します。
1. 主な構成パラメーターのリスト
パラメーター 「説明」
jco.client.ashost SAP システムのホスト名または IP アドレス。
jco.client.user SAP ユーザー・アカウント名。
jco.client.passwd SAP ユーザー・アカウントのパスワード。
jco.client.client SAP クライアント番号。
jco.client.sysnr SAP システム番号。
jco.client.lang 接続言語。例えば、EN や DE。
is_law これが統合 LAW データが含まれた中央 SAP システムかどうかを確認します。このパラメーターを trueに設定する必要があるのは、ランドスケープのうち 1 つのシステムのみです。

その他のパラメーター

SAP 使用状況データを収集するために必要なその他のパラメーターは、別の構成ファイル saptool_config.properties で構成する必要があります。これらのパラメーターの値を設定したら、ファイルを保存して上書きします。

2. その他のパラメーターのリスト
パラメーター 「説明」
landscape_name BigFix Inventory で SAP ランドスケープを識別するために使用される SAP ランドスケープのカスタム名。ランドスケープ名は、「リソース使用状況」レポートの「インスタンス名」列に表示されます。
skip_measurements デフォルトで、このパラメーターは false に設定されています。測定をトリガーせずに、SAP 使用状況データの収集のみが必要な場合は、パラメーターの値を true に設定して、ファイルを保存します。自動プロシージャーを使用する場合は、パラメーターのデフォルト設定を変更しないでください。
注: skip_measurementsパラメーターは、LAW を使用している場合にのみ適用します。LAW 2.0 の測定と統合は、常にスキップされます。