Web レポートへのユーザーの統合

Web レポート・コンポーネントを使用して、ローカルの Web レポート・ユーザーが BigFix Inventory にアクセスできるようにすることが可能です。

始める前に

Web レポート・コンポーネントをインストールします。このコンポーネントは通常、BigFix サーバーとともにインストールされますが、ご使用の環境に随時追加することもできます。そうするには、BigFix のインストールを開始し、Web レポートのみをインストールすることを選択します。

このタスクについて

Web レポートで指定されているのと同じユーザーの資格情報を使用できます。これを実現するには、Web レポートのユーザー名を使用して BigFix Inventory でユーザー用のエントリーを作成し、認証方法として「Web レポート」を選択します。Web レポート内の資格情報を変更するたびに、追加の構成がなくても、それらは BigFix Inventory でも有効になります。

ユーザーの役割は BigFix Inventory で管理されます。

ローカル Web レポート・ユーザーのみがサポートされます。

手順

  1. BigFix Inventory サーバーを Web レポート・データベースに接続します。
    1. BigFix Inventory にログインします。
    2. ナビゲーション・バーで、「管理」 > 「データ・ソース」をクリックします。
    3. データ・ソースをクリックし、Web レポート・データベースの接続パラメーターを入力します。使用するデータベースのタイプに応じて、必須情報が異なります。詳しくは、以下の例を参照してください。
      Microsoft SQL Server の Web レポート接続 DB2 の Web レポート接続
  2. 各 Web レポート・ユーザーを BigFix Inventory に手動で追加する必要があります。このアクションが完了すると、ユーザーは Web レポート内のそれに対応するものにリンクされます。
    1. BigFix Inventory で、「管理」 > 「ユーザー」をクリックします。
    2. 「新規」をクリックして、新規ユーザーを作成します。
    3. Web レポートのユーザー名に対応するユーザー名を入力します。
    4. 適切な役割を選択します。
      役割は複数のアプリケーション間で統合されないため、ユーザーごとに手動で選択する必要があります。
    5. 「認証方式」で、「Web レポート」を選択します。
    6. 「作成」をクリックします。
    7. 各 Web レポート・ユーザーについて、このアクションを繰り返します。

タスクの結果

作成されたユーザーは、Web レポート内のそれに対応するものにリンクされます。それを使用し、Web レポートで指定されたのと同じパスワードを使用することで、BigFix Inventory にログインできるようになりました。Web レポート内のこのパスワードを変更するたびに、BigFix Inventory へのログインにも有効になります。