LDAP 接続の問題のトラブルシューティング

LDAP 接続の問題のトラブルシューティングを行います。

このタスクについて

手順

  1. BigFix Inventory に非 LDAP ユーザーとしてログインします。
  2. 「管理」 > 「ディレクトリー・サービス 」をクリックし、ディレクトリー・サーバーを選択して、「接続のテスト」をクリックします。

    「接続エラー」メッセージが表示される場合や、現在の証明書が信頼されていないというエラー・メッセージが表示されているが「サブジェクトの共通名」「指紋」フィールドが空である場合は、以下の手順を実行します。

    1. LDAP 接続エラー
    1. <INSTALL_DIR>/wlp/usr/servers/server1/logs に移動し、tema.log ファイルの追加情報を確認します。
    2. <INSTALL_DIR>/wlp/usr/servers/server1 に移動し、jvm.options ファイルを確認します。以下の行が jvm.options ファイルに存在することを確認して、BigFix Inventory を再起動します。
      -Dcom.ibm.jsse2.overrideDefaultCSName=true
      この行は、BigFix Inventory バージョン 10.0.5 以降で、デフォルトで追加されます。
      注: ファイルを変更する前に、ファイルのバックアップを作成します。
  3. 問題が解決しない場合は、以下の行を jvm.options ファイルに追加して、BigFix Inventory を再起動します 。
    -Dcom.unboundid.util.SSLUtil.defaultSSLProtocol=TLSV1.2
    -Dcom.unboundid.util.SSLUtil.enabledSSLProtocols=TLSV1.2
  4. 表示された「サブジェクトの共通名」「指紋」フィールドが空ではなく、有効な値が含まれている場合のみ、現在の証明書を受け入れて保存します。

タスクの結果

LDAP 接続の問題が解決しました。