オプション 2: IBM Lightweight Third-Party Authentication に基づくシングル・サインオンの構成

IBM Lightweight Third-Party Authentication (LTPA) に基づくシングル・サインオンを ® IBM Security Access Manager for Web で構成できます。

始める前に

シングル・サインオンの構成を開始する前に、以下のファイルをバックアップします。
  • server.xml
    • UNIX システム installation_dir/wlp/usr/servers/server1
    • Windows システム installation_dir\wlp\usr\servers\server1
  • web.xml
    • UNIX システム installation_dir/wlp/usr/servers/server1/apps/tema.war/WEB-INF
    • Windows システム installation_dir\wlp\usr\servers\server1\apps\tema.war\WEB-INF

このタスクについて

次のシナリオは、BigFix InventoryBigFix® Security Access Manager と連携するように構成するための標準的なワークフローを示します。ただし、インフラストラクチャー内でシングル・サインオンを有効にするには、別のソフトウェア・プロダクトを使用した方がよい場合があります。

手順

  1. ディレクトリー・サーバーへの接続を構成します
  2. シングル・サインオン・サーバーで認証するユーザーを作成します。管理者役割を持つユーザーを少なくとも 1 つ作成する必要があります。
    重要: 「認証方法」ドロップダウン・リストで必ず「シングル・サインオン」を選択してください。
  3. BigFix® IBM Security Access Manager for Web に組み込まれている LDAP サーバー SSL 証明書をエクスポートします
  4. BigFix Inventory Web ユーザー・インターフェースで LTPA シングル・サインオンを構成します
  5. BigFix® Security Access Manager for Web に LTPA 鍵をインポートします
  6. BigFix® Security Access Manager for Web に BigFix Inventory サーバー証明書をインポートします
  7. BigFix® IBM Security Access Manager for Web に仮想ジャンクションを構成します
  8. BigFix Inventoryシングル・サインオンを有効にします
  9. オプション: WebUI ショートカットを更新します (Windows のみ)
  10. オプション: LTPA の SSO 構成に戻します

    アプリケーションへのログインに問題がある場合は、シングル・サインオンが無効であるデフォルト LTPA SSO 構成に戻すことができます。