保存されたレポート・ビューのエクスポートおよびインポート

保存されたレポート・ビューを BigFix Inventory の別のインスタンスにエクスポートするには、BigFix Inventory のソース・インスタンスでレポート・ビューの ID を調べます。その後、GET 操作を使用して、保存されたレポート・ビューの定義を取得します。次に、POST 操作を使用して、BigFix Inventory の別のインスタンスにその定義をインポートします。

このタスクについて

以下の手順では、cURL コマンド・ライン・ツールを使用して API 要求をネゴシエーションします。

手順

  1. 保存されたレポート・ビューの ID を調べます。
    1. 保存されたレポート・ビューのエクスポート元となる BigFix Inventory のインスタンスにログインします。
    2. 上部のナビゲーション・バーで、「レポート」 > 「保存されているレポート」をクリックします。保存されたレポート・ビューを開き、レポート URL の最後の数字を調べます。
      次の例の場合、レポート ID は 2 です。
      http://server_host_name:port_number/sam/pvuonlysubcapreports#32fe0f54dc719893faacc1d0f38a0c9045863729/2
  2. BigFix Inventory の両方のインスタンスから API トークンを取得します。
    1. 「ユーザー」アイコン「ユーザー」アイコンの上にカーソルを移動して、「プロファイル」をクリックします。
    2. 「API トークン」行で「トークンの表示」をクリックします。
  3. コマンド・ライン・インターフェースを開き、cURL がインストールされている場所に移動します。
  4. レポート・ビューをエクスポートするには、以下の GET 要求を使用します。
    curl -o C:\saved_reports\report_definitions\pvu_subcapacity.txt 
    -X GET server_host_name:port_number/api/reports/report_ID?
    token=5edd5aey7cd91467h08450bc258c31f0ce706543
    各部の意味は以下のとおりです。
    -o
    保存されたレポート・ビューの定義を保存するファイルのパスを指定します。
    -X
    HTTP 要求のタイプを指定します。
    report_ID
    エクスポート対象となる、保存されたレポート・ビューの ID を指定します。
    要求が正常に完了すると、次のメッセージが表示されます。
    HTTP/1.1 200 OK
  5. 保存されたレポート・ビューを BigFix Inventory の別のインスタンスにインポートするには、以下の POST 要求を使用します。
    curl -H "Content-Type: application/json" 
    -X POST -d "@C:\saved_reports\report_definitions\pvu_subcapacity.txt"
    server_host_name:port_number/api/reports?
    token=5cd3gh78499496e89a3246ab343474e85d8bc8fc
    各部の意味は以下のとおりです。
    -H
    要求のヘッダーを指定します。
    -X
    HTTP 要求のタイプを指定します。
    -d
    保存されたレポート・ビューの定義が保存されているファイルのパスを指定します。

タスクの結果

保存されたレポート・ビューは BigFix Inventory のターゲット・インスタンスにインポートされました。