タスク経由のチェック項目の選択

次のステップを実行すると、ユーザー定義のスケジュールでチェックのサブセットを実行できます。

このタスクについて

UNIX Configuration Management デプロイメントのデフォルト動作では、スクリプトは 1 つのバッチとして実行されます。ただし、ユーザー定義のスケジュールでチェックのサブセットを実行することもできます。これを実行するたびに、デプロイしたバッチは以前のバッチ・コマンドを上書きします。runme.sh マスター・スクリプトには、「-F」オプションが付加され、ファイル名を引数として処理されます。この形式は次のとおりです。

      ./runme.sh -F <FILE>

このコマンドにより、runme.sh は <FILE> で指定されたチェックのセットのみを実行します。これは、UNIX 改行がある 7 ビットのASCII ファイルで、次のように、実行する必要のある特定のチェックを含んでいます。

GEN000020
GEN000480
GEN000560

この機能により、必要な時に必要なスクリプトのみを実行できます。この機能を有効にするには、カスタム・アクションを作成します。このアクションにより、チェックのリストを含むファイルが作成され、選択した BigFix のクライアントにデプロイされます。このアクションは、カスタム・パラメーター・ファイルの作成と同様です。

手順

  1. BigFix のコンソールで、「ツール」 > 「カスタム・アクションの実行」の順に移動します。「アクションの実行」ダイアログが開きます。
  2. 「ターゲット」タブをクリックし、チェックを作成するエンドポイントを選択します。
  3. 「適用性」タブをクリックし、2 番目のボタンをクリックしてカスタム関連句のあるコンピューターでこのアクションを実行します。
  4. テキスト・ボックスで、関連句を入力して対象とする必要のあるコンピューターのサブセットを指定します。たとえば、アクションを Solaris 10 システムに限定するには、次の式を入力します。
    name of operating system = “SunOS 5.10 (not exists last
    active time of it or (now - last active time of it) > (15 
    *minute)) of action
  5. 「アクション・スクリプト」タブをクリックして、ファイルを対象コンピューターにコピーするスクリプトを作成します。2 番目のボタンをクリックし、スクリプトを入力します。このスクリプトは、実行するチェックを含むファイルが置かれたディレクトリーを作成し、このファイルを適切なディレクトリーに移動します。次のサンプル・スクリプトをコピーして貼り付けて、GEN000020、GEN000480、GEN000560 の 3 つのチェックを指定することができます。
    // create a script that will create the necessary directory
    delete __appendfile
    appendfile #!/bin/sh
    appendfile mkdir –p ../../scm_preserve/SunOS/5.10
    delete createdir.sh
    move __appendfile createdir.sh
    wait /bin/sh ./createdir.sh
    
    // create the file containing the checks that you wish to run
    delete __appendfile
    appendfile GEN000020
    appendfile GEN000480
    appendfile GEN000560
    delete ../../scm_preserve/SunOS/5.10/daily.txt
    move __appendfile ../../scm_preserve/SunOS/5.10/daily.txt