Compiler
Compiler
要素では、ビルド環境で使用するコンパイラー実行可能ファイルを指定します。この要素の値は、実行可能ファイルへの絶対パスである必要があります。この要素は、ビルド時にコンパイラー実行可能ファイルを格納する変数の名前と、コンパイラーへのパスに固有の値を指定する 1 つのオプション属性 macro
で構成されます。macro
属性を指定しなかった場合、Ounce/Make はデフォルトで macro
属性を CC
に設定します。プロパティー・ファイルには、複数の Compiler
要素を含めることができますが、少なくとも 1 つの要素が必要です。
macro
属性の値は、すべての Compiler
要素にわたって一意である必要があります。例えば、CC
を macro
属性として複数回リストすることはできません。
例
<Compiler macro=CXX>/usr/bin/gcc</Compiler>
説明
CXX
: Make ファイルは、CXX
マクロを使用してこのコンパイラーを参照します。
/usr/bin/gcc
:/usr/bin/gcc
コンパイラーを使用することを Ounce/Make に指示します。