IBM Domino HTTP サーバーの HTTP ポートを変更する
HCL Sametime は HCL Domino サーバー上にインストールし、Domino で提供される HTTP サーバーを使用します。
このタスクについて
ポート 80 上の HTTP トンネリング機能をサポートするために、サーバー上の コミュニティー Mux はクライアント (ブラウザを含む) からの HTTP 接続をポート 80 上で listen します。ブラウザーがポート 80 でコミュニティー Mux に接続している場合、ブラウザーの代わりに コミュニティー Mux が Domino HTTP サーバーに対してポート 8088 でイントラサーバー接続を行います。
ポート 80 で HTTP トンネリングを有効にするには、Domino HTTP サーバー・ポートを手動で変更する必要があります。Domino HTTP ポートを 8088 に変更することをおすすめします。
手順
- HCL Notes クライアントまたは管理クライアントを起動して管理者としてログインします。
- 「開く」 > 「アプリケーション」 > 「アプリケーションを開く」をクリックします。
- サーバー名フィールドに Sametime コミュニティー・サーバーの名前を入力します。
-
ファイル名フィールドに「
“names.nsf”」と入力します。 - ナビゲーション・ペインで、「構成」 > 「サーバー」 > 「すべてのサーバー文書」をクリックします。
- Sametime コミュニティー・サーバーに属する文書をダブルクリックします。
- 「ポート」タブをクリックして、「インターネットポート」サブタブをクリックします。
- 「Web」タブの「TCP/IP ポート番号」フィールドを 80 から 8088 に変更します。
-
タブの一番上の行で
“Internet Protocols”をクリックし、「Domino Web Engine」サブタブをクリックします。 -
Domino HTTP サーバーで Web ブラウザー接続に HTTP を使用する場合は次の手順を実行します。
“Generating References to this server”セクションで以下の変更を行います。- [プロトコル] 設定で、[http] を選択します。
- ステップ 8 の [TCP/IP ポート番号] 設定に入力したのと同じポートを、[ポート番号] フィールドに入力します。
- 「保存」と「閉じる」をクリックし、サーバー文書を保存します。
- IBM Domino サーバーを再起動し、変更を有効にします。