Domino ランゲージパックのインストール
Domino ランゲージパックには、翻訳版の Domino テンプレートと固有のコアバイナリファイルが含まれます。
始める前に
このタスクについて
Domino ランゲージパックには、ディスカッションテンプレートやメールテンプレート、サーバーで必要とされる固有のバイナリファイルなど、翻訳版の標準の Domino テンプレートが含まれます。ランゲージパックインストーラーを使用すると、以下をいずれかを実行できます。
ランゲージパックは、グラフィカルユーザーインターフェース (GUI) (Windows のみ) やコンソールインターフェース (Linux、AIX、IBM i のみ) を使用したインストール、またはサイレントインストールが可能です。サイレントインストールを行う場合は、まずインストールパラメーターを含む LPSilent.ini ファイルを作成する必要があります。作成しない場合は、GUI インストールまたはコンソールインストール時にプロンプトに従って指定してください。LPSilent.ini をゼロから作成したくない場合は、Domino サーバーで GUI インストールまたはコンソールインストールを実行して、LPSilent.ini を作成できます。その後、このファイルを使用して、他のサーバーでサイレントインストールを行います。ランゲージパックをサイレントインストールする方法については、Domino ランゲージパックのサイレントインストールを参照してください。 - 英語版 Domino に翻訳版のファイルを追加して、多言語サーバーにします。
- 英語版のファイルを翻訳済み言語のファイルに置き換えます。この場合、サーバーの 1 次言語として、インストールされた言語が英語に取って代わります。
- 多言語 Domino サーバーから翻訳版のファイルを削除します。
現時点では、各ランゲージパックは個別にインストールする必要があります。インストールをカスタマイズして複数のランゲージパックを同時にインストールすることはできません。
手順
- HCL のファイルのダウンロードとライセンス使用権の付与のサイトから、Domino のランゲージパックをダウンロードします。ランゲージパックと Domino サーバーのバージョンは一致する必要があります。例えば、Domino 11.0 がインストールされている場合は、Domino ランゲージパック 11.0 をダウンロードしてインストールする必要があります。
- tar ファイルをローカルディレクトリーに解凍します。
- Domino サーバーをシャットダウンします。Domino サーバーの実行中は、ランゲージパックインストーラーはファイルをインストールできません。
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プラットフォームで必要なランチャーに対応する実行可能ファイルを実行します。
注: Linux および AIX では、UNIX ルートユーザーとしてログインしてランゲージパックをインストールします。
表 1. ランゲージパックのインストール実行ファイル ランチャー 実行可能 Windows ランチャー (GUI モードまたはサイレントモード) WINDomLP.exe IBM i remote Launcher for Windows iSeriesDomLP.bat 注: 64 ビット Windows マシンから実行する必要があります。Linux ランチャー (コンソールモードまたはサイレントモード) LNXDomLP AIX ランチャー (コンソールモードまたはサイレントモード) AIXDomLP GUI インストールまたはコンソールインストールを行っている場合、以下の手順を実行するよう求められます。サイレントインストールの場合は、LPSilent.ini ファイルの構成に基づいて、手順が自動的に行われます。
- ウェルカムプロンプトを読みます。
- 使用許諾契約に合意します。
- ランゲージパックのインストール先の Domino プログラムディレクトリーを選択します。
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Domino サーバープログラムとデータディレクトリーが正しいことを確認します。
注: パーティションサーバーですべてのデータディレクトリーを選択して、ランゲージパックがすべてに対して一貫してインストールされるようにします。
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次のいずれかのランゲージパックインストールオプションを選択して、[次へ] をクリックします。
表 2. ランゲージパックのインストールオプション オプション 説明 Domino サーバーへのランゲージパックの追加 指定した言語コンポーネントを、英語版 Domino サーバーに追加します。
- 翻訳されたフォーム、ビューおよびその他の設計要素を、多言語互換英語テンプレートにマージします。
- 翻訳されたリソースファイルをインストールします。
- 必要に応じて、翻訳されたヘルプファイルをインストールします。
- 他のコンポーネントについては、英語の Domino サーバーファイルが使用されます。例えば、Domino ディレクトリー・テンプレート (pubnames.ntf) などの多言語互換でないテンプレートは、英語のままになります。
ランゲージパックの置き換え 英語のファイルを、指定言語のファイルに置き換えます。このオプションは、英語以外の言語を、サーバーでサポートされる 1 次言語にする場合に選択します。注: Domino ディレクトリーを英語以外の言語で表示するには、このオプションを選択する必要があります。Domino サーバーからのランゲージパックの削除 追加オプションを使用して前に追加した特定のランゲージパックを、Domino サーバーから削除します。 注: このオプションを使用して、サーバーの 1 次言語を削除することはできません。1 次言語を削除するには、Domino を再インストールします。 -
インストーラーは、正しい Domino バージョン、十分なディスク領域などの構成要件を検証します。
- 検証が成功すると、確認画面が表示されます。「次へ」を クリックして先に進みます。
- 検証が失敗した場合、インストーラーはエラーをログファイル、LPlog.txt、および GUI またはコンソールにレポートします。ログファイルおよびエラーのトラブルシューティングについては、「ランゲージパックインストールのトラブルシューティング」を参照してください。
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次の画面では、前に選択したインストールタイプに応じて、以下の手順を実行します。
表 3. ランゲージパックのインストール手順 前に選択したオプション ステップ Domino サーバーへのランゲージパックの追加 表示されたリストからインストールする言語 (複数可) を選択します。言語ごとに、[ファイル選択] オプションを使用してインストールするテンプレートとファイルを選択できます。例えば、Mailx.ntf のみをインストールするように選択できます。 ランゲージパックの置き換え 表示されたリストから、サーバーに 1 次言語としてインストールする言語を 1 つ選択します。このオプションによって、サーバー上の現在の 1 次言語 (通常は英語) が、選択した言語のファイルで上書きされます。 Domino サーバーからのランゲージパックの削除 前に追加された削除対象のランゲージパックを選択します。 - 選択内容を確認し、[次へ] をクリックしてランゲージパック (複数可) をインストールします。