Compact を実行してメールファイルの ODS バージョンを更新する

メールファイルの ODS バージョンを更新するには、それに対してコピー形式の圧縮 (compact -c) を実行できます。

このタスクについて

メールファイルデータベースの ODS バージョンは、[データベースのプロパティ] インフォボックスの [情報] タブに表示されます。Compact を実行すると、データベースの ODS が指定された ODS 形式に変換されます。

手順

  1. Domino® Administrator で、[サーバー] ペインを開き、Compact を実行するサーバーを選択します。サーバーペインを展開するには、サーバーアイコンをクリックします。
  2. [サーバー] > [ステータス] タブをクリックします。
  3. ナビゲーションペインで、[サーバーコンソール] をクリックします。
  4. Domino® サーバーまたは Notes® クライアントで、NOTES.INI ファイルのパラメーターを次のように設定します。この設定は、Domino 12 で導入された ODS 55 にアップグレードされます。
    Create_R12_Databases=1
  5. 既存の ODS データベースを最新レベルにアップグレードするには、コピー圧縮を使用します。[Domino コマンド] フィールドに load compact -c database name と入力し、ENTER キーを押します

    データベースのパスには、Domino® データディレクトリからの相対パスを指定します。mail ディレクトリ内の特定のメールファイルを圧縮するには、メールファイル名の前に mail ディレクトリの名前を入力します。たとえば、次のようになります。

    Load compact -c MAIL\USER.NSF

    mail ディレクトリ内のすべてのメールファイルを圧縮するには、データベースのパスとして mail ディレクトリの名前を入力します。たとえば、次のようになります。

    Load compact -c MAIL
    注: サーバーのコンソールで NOTES.INI パラメータを直接設定することもできます。