Compact を実行してメールファイルの ODS バージョンを更新する
メールファイルの ODS バージョンを更新するには、それに対してコピー形式の圧縮 (compact -c) を実行できます。
このタスクについて
メールファイルデータベースの ODS バージョンは、[データベースのプロパティ] インフォボックスの [情報] タブに表示されます。Compact を実行すると、データベースの ODS が指定された ODS 形式に変換されます。
手順
- Domino® Administrator で、[サーバー] ペインを開き、Compact を実行するサーバーを選択します。サーバーペインを展開するには、サーバーアイコンをクリックします。
- タブをクリックします。
- ナビゲーションペインで、[サーバーコンソール] をクリックします。
-
Domino® サーバーまたは Notes® クライアントで、NOTES.INI ファイルのパラメーターを次のように設定します。この設定は、Domino 12 で導入された ODS 55 にアップグレードされます。
Create_R12_Databases=1
- 既存の ODS データベースを最新レベルにアップグレードするには、コピー圧縮を使用します。[Domino コマンド] フィールドに load compact -c database name と入力し、ENTER キーを押します
データベースのパスには、Domino® データディレクトリからの相対パスを指定します。mail ディレクトリ内の特定のメールファイルを圧縮するには、メールファイル名の前に mail ディレクトリの名前を入力します。たとえば、次のようになります。
Load compact -c MAIL\USER.NSFmail ディレクトリ内のすべてのメールファイルを圧縮するには、データベースのパスとして mail ディレクトリの名前を入力します。たとえば、次のようになります。
Load compact -c MAIL注: サーバーのコンソールで NOTES.INI パラメータを直接設定することもできます。