優先度に応じてデータベースを複製する

データベース管理者がデータベースに複製の優先度を割り当てておくと、Domino® システム管理者は、優先度に応じてデータベースの複製スケジュールを設定できます。

このタスクについて

たとえば、Domino® ディレクトリなど、業務遂行の中枢となる優先度が [高] のデータベースについては、頻繁に複製されるようにスケジュールを設定できます。一方、優先度が [低] のデータベースについては、就業時間外に複製されるようにスケジュール設定できます。

手順

  1. Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
  2. [ディレクトリサーバー] フィールドで、送信側サーバーの Domino® ディレクトリを選択します。
  3. [サーバー] をクリックし、[接続] をクリックします。
  4. 使用する接続をクリックして、[接続の編集] をクリックします。
  5. [複製/配信] タブをクリックします。
  6. [データベース複製] フィールドで、複製するデータベースの優先度を選択します。
  7. 保存およびクローズ」をクリックします。

タスクの結果

Domino® 2 台のサーバーが共有するすべてのデータベースが自動的に複製されます。

2 つのレプリカに異なる優先度を割り当てた場合は、Domino® では複製を開始したサーバーのレプリカに割り当てられている優先度が使用されます。データベースの複製頻度が少ない場合、データベース管理者は優先度を上げる必要があります。