この資料では、サーバーとデータベースを管理およびモニタリングするためのツールについての情報を提供します。
このセクションのトピックでは、Domino® サーバーを管理するためのツールについて説明します。
このセクションでは、使用可能な Domino® サーバーコマンドとそれらのコマンドを発行する方法について説明します。
このリストでは、使用可能な Domino® サーバーコマンドについて簡単に説明します。
long 型の Java™ Virtual Machine (JVM) バージョン文字列を表示します。
Domino® Administrator は、Notes® と Domino の管理クライアントです。Domino Administrator を使用して、ほとんどの管理タスクを実行できます。
サーバーコントローラは、Domino® サーバーを制御する Java ベースのプログラムです。サーバーコントローラを開始すると、制御対象の Domino サーバーが起動します。サーバーをサーバーコントローラのもとで実行すると、オペレーティングシステムコマンド、コントローラコマンド、Domino サーバーコマンドをサーバーコントローラに送信することができます。
システム管理プロセスは、システム管理タスクのうちの多数のルーチン部分を自動化するプログラムです。
指定したユーザー、指定したデータベースのユーザー、指定したサーバーのすべてのユーザーにメッセージを送信します。
データベース内のファイルへ排他的にアクセスする必要がある場合に、データベースのキャッシュを無効にします。
データベースキャッシュ内で現在開いているすべてのデータベースを閉じます。
現在キャッシュ内にあるデータベースの名前を表示します。
1 つ以上の Domino® サーバーセッションを終了します。
サーバーを停止するにはこのコマンドを使用します。このコマンドは Quit と同じです。
サーバーコマンドの簡単な説明、引数、適切な構文のリストを表示します。
サーバー ID ファイルに名前付き暗号鍵を作成する、文書の暗号化に使用する名前付き暗号鍵を割り当てた資格情報ストアを作成する、複数のサーバーの DAOS オブジェクトの暗号化に使用する共有鍵を資格情報ストアに作成する、または DKIM (Domain Keys Identified Mail) 鍵を作成する
名前付き暗号鍵をサーバー ID ファイルから削除します。
資格情報ストアの内容、資格情報ストアの共有鍵、サーバー ID ファイルの名前付き暗号鍵、すべての DKIM (Domain Keys Identified Mail) 文書、または DKIM 鍵をエクスポートします。
資格情報ストアの内容を別の資格情報ストアにインポートし、名前付き暗号鍵をサーバー ID ファイルにインポートするか、以前に 1 つの資格情報ストアからエクスポートした DAOS オブジェクト暗号化に使用される共有暗号鍵を別の資格情報ストアにインポートします。keymgmt export の後に実行されます。
keymgmt export
サーバー ID ファイル内の特定の名前付き暗号鍵またはすべての名前付き暗号鍵を表示するか、資格情報ストア内の共有暗号鍵またはすべての共有暗号鍵を表示するか、資格情報ストア内の 1 つの DKIM 鍵またはすべての DKIM 鍵を表示します。
Load コマンドは、Domino® サーバー上の特定のサーバータスクまたはプログラムをロードして起動します。
プラットフォームの統計データをコンソールで制御します。
Pull コマンドは、指定サーバーから操作中のサーバーへの一方向の複製を強制的に実行します。コマンドラインでデータベース名を指定すると、1 つのデータベースだけを指定サーバーから操作中のサーバーへ複製できます。
Push コマンドは、操作中のサーバーから指定サーバーへの一方向の複製を強制的に実行します。コマンドラインでデータベース名を指定すると、1 つのデータベースだけを操作中のサーバーから指定サーバーへ複製できます。
Quit コマンドは Domino® サーバーを停止します。
2 つのサーバー (このコマンドを入力するサーバーと指定のサーバー) 間の複製を強制的に実行します。
指定したポートでトランザクション (またはメッセージ) を無効にし、少し時間が経過してからポートを再び有効にします。
Restart Server コマンドは Domino® サーバーを停止した後、少ししてからサーバーを再起動します。
指定されたサーバータスクをシャットダウンして再起動します。
特定の Domino® サーバーでメール配信を開始します。
Domino® ディレクトリ (NAMES.NSF) から指定した文書 (noteid) を DXL 形式でエクスポートし、DXL ファイルを Domino データディレクトリに保存します。
NOTES.INI ファイルの設定を追加または変更します。
Domino® サーバーのメールルールを再ロードし、そのルールをただちに適用します。
Set SCOS コマンドは共有メールデータベースを有効または無効にします。
Domino® サーバーコンソールをパスワードで保護します。
累積された統計をリセットします。
Domino® の内部時間に対して、オペレーティングシステム時間を強制的に設定します。
指定したデータベースのエージェント名を表示します。
拡張係数と可用性インデックス (AI) の履歴を表示します。このコマンドはサーバーで負荷を処理した後に使用します。
サーバーのすべてのポートの設定を表示します。有効でも無効でも表示されます。
ローカルサーバーのクラスタ名キャッシュを表示します。
NOTES.INI に設定されている現在の値を表示します。
特定のデータベースに関する情報を表示します。
Domino® サーバー上のデータディレクトリにあるすべてのデータベースファイル (NSF や NTF) を一覧表示し、サーバーに複数のデータベースのレプリカを格納するかどうかを指定します。
ディスクドライブ (Microsoft™ Windows™) またはファイルシステム (UNIX™) で使用可能な容量をバイト単位で表示します。
サーバーが応答しているかどうかを示します。
サーバーの ID ボールトの設定情報を表示します。またこのコマンドは、削除マークが付いたボールトのレプリカを削除します。
サーバーで使用可能な RAM とスワップメモリの容量を表示します。
モニターに使用されたメモリ量がわかります。
サーバーで開いているデータベースのリストと、そのデータベースの詳細情報を表示します。
Domino® サーバーが動作しているときの 1 分間あたりのユーザー/トランザクションの値を表示します。
トラフィックやエラー統計、ネットワークアダプタカードや通信ポートで使用されるリソースを表示します。
サーバータスクが次回いつ実行されるかを表示します。
シングルコピーオブジェクトストア (共有メール) の情報を表示し、共有メール設定を再ロードします。
サーバーステータス情報を表示します。
次の 1 つ以上に対する Domino® サーバーの統計情報を表示します。ディスク容量、メモリ、メール、複製、ネットワーク動作。
Domino® 添付ファイルとオブジェクトサービス (DAOS) の統計を表示します。
ディスパッチ要求とその他のメッセージングに関する統計を表示します。
次の項目について、すべてのサーバーに対する個別および累計のプラットフォーム統計を表示します。論理ディスク、ページングファイル、メモリ、個別ネットワーク、プロセス、システム。
物理および仮想メモリのパフォーマンスをモニターします。Show Stat vm コマンドでは、有効になっているすべての Domino® サーバープロセスに関する仮想メモリの使用状況の統計が一覧表示されます。
サーバー名、Domino® プログラムディレクトリパス、アクティブなサーバータスクの状態を表示します。
トランザクションの各タイプごとに、NRPC トランザクションの総数、最長および最短のトランザクション時間、すべてのトランザクションを実行するのにかかった合計時間、トランザクションの平均実行時間を表示します。
サーバーとのセッションを確立したすべてのユーザーを一覧表示し、各ユーザーがデータベースで作業中であるかどうかを示します。
サーバーが名前解決に使用する各ディレクトリの情報を提供します。
コンソールログファイルへの出力を有効にします。
指定したポートのトランザクションやメッセージを有効にします。
コンソールログファイルへの出力を無効にします。
指定ポートのトランザクションやメッセージを無効にします。
Smart Upgrade 構成情報の動的な再読み込みを強制し、Domino® サーバーの Smart Upgrade キャッシュ情報の状態を表示し、さらに、Domino サーバーが再起動した時に収集された Smart Upgrade 統計を表示します。
Domino® サーバーの Smart Upgrade キャッシュの現在の状態、と Domino サーバーが再起動した時から収集された統計を表示します。
サーバープログラムやタスクにコマンドを発行します。
サーバーへの接続テストを行います。
サーバーコンソールを使用して、実行されたサーバーイベントを表示し、サーバーへコマンドを送信します。サーバーイベントは、サーバーのログファイル (LOG.NSF) にも記録されます。Domino® Administrator の [サーバー] > [分析] タブで、ログ・ファイルを表示できます。
サーバーコンソールでコマンドを入力できます。
サーバーは Java ベースのコントローラの下で実行できます。この場合、コントローラを起動するとサーバーが起動します。
Domino® サーバーコマンドは 255 文字まで入力できます。コマンドの引数にスペースが含まれる場合は引用符で囲んでください。例:PULL "Renovations Server".
Domino® Character Console (cconsole プログラム) を使用すると、コマンドラインからサーバーコンソールにアクセスできます。この機能は、UNIX™ プラットフォームのみで提供されます。
このトピックでは、Domino® サーバーのタスクと、NOTES.INI ファイル内のそれぞれのデフォルト値について説明します。
IBM®i サーバーコマンドを使用して、IBMi で Domino® を管理することができます。
関連する多数の管理タスクをシステム管理プロセスとして自動化すると、ユーザーの管理がしやすくなります。例えば、ユーザーの名前を変更する場合、システム管理プロセスは、システム管理要求データベースに登録されている一連の要求を生成し、それらを実行することで、Notes® ドメインのデータベース全体で名前を自動的に変更します。
この節では、Domino® システムをモニターする際に役立つツールと機能について説明します。
次のいずれかの作業を行うことによって、Domino® サーバーを管理します。
この節のトピックでは、Domino® データベースを設定して管理する方法について説明します。
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