Show Directory
Domino® サーバー上のデータディレクトリにあるすべてのデータベースファイル (NSF や NTF) を一覧表示し、サーバーに複数のデータベースのレプリカを格納するかどうかを指定します。
詳細
-unread
引数を付けて実行すると、データベースに未読マークセットの複製があるかどうかの詳細が表示されます。
構文
Show Directory
Show Directory -argument
引数
-unread
-- データベース名、ソフトウェアバージョン、トランザクションログのステータス、変更時刻、未読マークの複製ステータス (オンまたはオフ) を表示し、未読マークをすべてのサーバーへ複製したか、一度も複製していないか、クラスタサーバーへ複製したか、ソフトウェアバージョンが未読マークの複製をサポートしているかを表示します。出力のサンプルを次に示します。
DbName Version Logged ---Modified Time----
e:\notefile\mail.box V6:43 N/A 07/11/2008 05:10:13 PM
e:\notefile\r63mail.ntf V4:20 N/A 01/18/2008 01:47:54 PM
e:\notefile\maillist.ntf V4:20 N/A 05/29/2008 01:45:21 PM
e:\notefile\mailxx.ntf V4:20 N/A 07/11/2008 01:04:02 AM
e:\notefile\mail\xx1.nsf V6:43 N/A 07/11/2008 05:09:43 PM
e:\notefile\mail\xx2.nsf V6:43 N/A 07/11/2008 12:41:05 PM
e:\notefile\mail\xx3.nsf V6:43 N/A 07/11/2008 03:01:58 PM
[columns continued]
Unread Marks Replicate Unread Marks
オフ Min V6:43 required
オン Min V6:43 required
オン Min V6:43 required
オン すべてのサーバー
オン すべてのサーバー
オン すべてのサーバー
Domino® 添付ファイルとオブジェクトサービス (DAOS) には、3 つの引数があります。そのうちの 2 つは、データベースのステータスの有効/無効を表示する引数 (daos
) と詳細も含む拡張された引数 (-daos
) です。
3 つ目の引数 (-daosonly
) は、他の 2 つの引数のどちらかといっしょに、ラインの最後の引数として使用します。この引数は、DAOS に参加しているデータベースのみをリストします。
daos
-- データベース名、ソフトウェアのバージョン、トランザクションログのステータス、DAOS (Domino® Attachment and Object Service) のステータス (有効の場合は Yes、無効の場合は No、読み込み/書き込みまたは読み込み専用の場合は Read)、変更時間を表示します。出力のサンプルを次に示します。
DbName Version Log DAOS ---Modified Time----
C:\Domino\data\daoscat.nsf V8:51 はい いいえ 08/22/2008 04:54:45 PM
C:\Domino\data\daostest.nsf V8:51 はい Read 08/28/2008 01:14:10 PM
C:\Domino\data\daos3.nsf V8:51 はい はい 08/29/2008 01:02:16 AM
C:\Domino\data\daos2.nsf V8:51 はい はい 08/29/2008 01:02:14 AM
C:\Domino\data\daos11.nsf V8:51 はい はい 08/29/2008 01:02:12 AM
C:\Domino\data\daos10.nsf V8:51 はい はい 08/29/2008 01:02:09 AM
ファイルの総数: 6
-daos
-- データベース名、ソフトウェアのバージョン、トランザクションログのステータス、変更時間、Domino® 添付ファイルとオブジェクトサービス (DAOS) のステータスを表示します。ステータスが読み込み専用である場合は、DAOS リポジトリに保存されたオブジェクトの数、DAOS に保存された合計バイト数、前回 DAOS がデータベースを同期した時間が表示されます。出力のサンプルを次に示します。
DbName Version Logged ---Modified Time----
C:\Domino\data\daoscat.nsf V8:51 はい 08/22/2008 04:54:45 PM
C:\Domino\data\daostest.nsf V8:51 はい 08/28/2008 01:14:10 PM
C:\Domino\data\daos3.nsf V8:51 はい 08/29/2008 01:02:16 AM
C:\Domino\data\daos2.nsf V8:51 はい 08/29/2008 01:02:14 AM
C:\Domino\data\daos11.nsf V8:51 はい 08/29/2008 01:02:12 AM
C:\Domino\data\daos10.nsf V8:51 はい 08/29/2008 01:02:09 AM
[columns continued]
State Objects Total Bytes ---Last Synchronized---
無効
読み取り専用 3 674152 08/27/2008 08:32:06 AM
Read/Write 0 0
Read/Write 0 0
Read/Write 0 0
Read/Write 0 0
ファイルの総数: 6
Show Directory コマンドを使用して、どのデータベースでトランザクションログが有効になっているかを確認することもできます。
ログを取ったデータベースだけを表示するには、コンソールから次のように入力します。
show dir *log
ログを取っていないデータベースだけを表示するには、コンソールから次のように入力します。
show dir *nolog