システム管理要求の処理のスケジュールを設定する
サーバー文書の [Administration Process] セクションの各設定は、特定の種類の要求の実行時期を制御します。各サーバーでの要求の実行間隔と複製スケジュールの設定により、システム管理設定がドメイン全体で複製されるのに要する時間の長さが決まります。要求が実行されたら、ドメインの適切なデータベースに複製されるスピードは、ドメインのサーバーの複製スケジュールに依存します。必要に応じて、短時間の更新が必要な要求に対して、個別の複製イベントスケジュールを設定することもできます。
このタスクについて
システム管理要求が実行されるデフォルトのスケジュールを調整するにはサーバー文書を編集します。システム管理要求が重要な場合は、要求を即座に強制的に実行します。
手順
- Domino® Administrator で、[設定] タブをクリックします。
- をクリックします。
- サーバー文書を編集するサーバーを選択します。
- タブをクリックします。
- 以下のフィールドに入力し、[保存して閉じる] をクリックします。
表 1. [システム管理プロセス] タブ フィールド Enter 時間間隔 名前変更、削除、再認証などの名前管理要求の処理間隔。デフォルトは 60 分です。 一日一回実行する時刻 ユーザー文書の更新と [未読リストのユーザー名の変更] 要求を実行する時刻。デフォルトは 12 AM です。 実行日 データベースの作成者と読者フィールドを更新する曜日と、削除したユーザーの共有とプライベート設計要素の検索を実行する曜日。デフォルトは日曜日です。 実行時刻 データベースの作成者と読者フィールドを更新する時刻と、削除したユーザーの共有とプライベート設計要素の検索を実行する時刻。デフォルトは 12 AM です。 メール関連の変更を更新する期限 Notes® クライアントによってメール関連の変更内容が更新されるまでの日数を指定します。デフォルトは 21 日です。有効な値は 7 以上、60 以下です。 変更なしのステータスが記録された時、Admin Process ログエントリを保存 データベースを検索するたびに、システム管理プロセスログに「変更なし」のステータスエントリを記録して、システム管理要求がこのデータベースに変更を加えているか確認します。デフォルトは [いいえ] です。このフィールドを [いいえ] に設定すると、システム管理要求データベースのサイズが大幅に縮小される場合があります。 Admin Process の一時停止時刻 システム管理プロセスが要求の処理を一時停止する時刻。サーバーリソースを保持するには、コンピュータの使用状況がピークになる時間帯にシステム管理プロセスを一時停止します。 Admin Process の再開時刻 システム管理プロセスが要求の処理を再開する時刻。サーバーリソースを保持するには、コンピュータの使用状況がピークを過ぎた時間帯にシステム管理プロセスを再起動します。