異なるドメイン内に存在する Sametime® と iNotes® のセットアップ
HCLSametime® サーバーと HCLiNotes® サーバーが異なるドメイン内に存在する場合は、クロスドメイン設定をセットアップできます。
手順
- 両方のドメインを相互に認証します。このステップが必要となるのは、Sametime® サーバーが LDAP ではなく HCLDomino® 認証を使用する場合だけです。
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必要に応じて、Sametime® サーバーでディレクトリアシスタントを構成します。
- Sametime® が IBM Domino® 固有の認証を使用している場合、ディレクトリアシスタントは、LDAP ではなく HCLNotes® プロトコルを使用する iNotes® サーバーを指している必要があります。
- Sametime® が LDAP を使用するようにインストールされている場合は、ディレクトリアシスタントが自動的に構成され、これ以上の作業は必要ありません。
- シングルサインオン (SSO) がセットアップされている場合は、ステップ 4 に進みます。SSO がセットアップされていない場合は、STAuthS.nsf を iNotes® サーバーに複製します。Unix サーバーでは、このファイル名の大文字と小文字が区別されます。
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iNotes® サーバーの Domino® ディレクトリで Sametime® サーバーのサーバー文書を作成し、以下のフィールドに値を入力します。
- サーバー名
- ドメイン名
- 完全なインターネットホスト名
- Sametime® サーバーとして使用
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各 iNotes® ユーザーのユーザー文書の [Sametime サーバー] フィールドに、Sametime® サーバーの名前を入力します。
注: すべてのユーザーに対して全体的に Sametime® サーバーを設定する場合は、サーバー設定文書で Sametime® サーバーの名前を指定します。[すべての HCL iNotes ユーザー用に HCL Sametime サーバーのホスト名を設定 (クラスタ構成に有用)] フィールドを使用してください。