デスクトップ設定を使用して Notes クライアントが更新をインストールできるようにする

AUT カタログを使用して AUT サーバー上に新しいインストール実行ファイルをデプロイした後、デスクトップ設定ポリシーで [クライアントのアップグレード] > [AUT] タブを使用して、パッケージがインストールされているユーザーの Notes クライアントを指定します。

手順

  1. Domino ディレクトリで [設定] > [ポリシー] > [設定] をクリックします。
  2. 既存のデスクトップ設定文書を編集するか、新たに追加します。
  3. 任意のタブにおいて、文書の上部で [適用方法] > [すべてのフィールドに初期値を設定しない] を選択します。
  4. [クライアントのアップグレード] > [AUT] をクリックします。
  5. [自動更新ツールの有効化][はい] を選択します。[この設定の適用方法][初期値を設定しない] をクリア (選択解除) します。
  6. オプション: 例えば環境変数の設定を使用して、特定のユーザーマシンタイプを AUT アップグレードの対象にするには、[マシン固有の式を入力] をクリックして式を入力します。
  7. [有効化されたときにユーザーに通知する方法] では、次のいずれかのオプションを選択します。
    オプション説明
    通知しない 機能が有効になっている場合、ユーザーには通知されません。
    システムダイアログ 機能が有効になっている場合、ダイアログボックスに次のメッセージが表示されます。
    Notes クライアントの AUTUpdate は有効です。
    カスタムメッセージダイアログ 機能が有効になっている場合、ダイアログボックスに指定したメッセージが表示されます。
  8. [無効化されたときにユーザーに通知する方法] では、次のいずれかのオプションを選択します。
    オプション説明
    通知しない 機能が無効になっている場合、ユーザーには通知されません。
    システムダイアログ 機能が無効になっている場合、ダイアログボックスに次のメッセージが表示されます。
    Notes クライアントの AUTUpdate は無効です。
    カスタムメッセージダイアログ 機能が無効になっている場合、ダイアログボックスに指定したメッセージが表示されます。
  9. [N 分ごとに更新を確認] では、クライアントが更新を確認するために AUT サーバーに接続する頻度を分単位で指定します。
  10. [バージョンマップ] をクリックして、AUT カタログから使用するバージョンマップを選択します。
  11. [信頼できるインターネット認証者のプッシュ] を選択して、Domino ディレクトリからクライアントに認証者をプッシュします。認証者をプッシュすることで、クライアントは相互認証の作成を求められることなく AUT サーバーにアクセスできます。サーバー設定文書を使用して、プッシュできる認証者を構成します。

タスクの結果

  1. 更新されたポリシーが、ユーザーのホームサーバーに複製されます。
  2. ホームサーバーでの次回の認証時に、Notes クライアントはポリシーを反映して更新されます。ポリシーで構成されたメッセージがクライアントに表示され、通知されます。
  3. Notes クライアントは AUT サーバーに接続して、更新を確認します。
  4. HCL Notes のアップグレードを利用できます。今すぐダウンロードしますか? というプロンプトが表示されます。
  5. [はい] をクリックして、パッケージをダウンロードします。ダウンロード中も Notes を使用し続けることができます。
    注: [いいえ] をクリックした場合、更新確認ポリシーで構成した分数後に、ダウンロードを促すプロンプトが再び表示されます。
  6. 次のプロンプトが表示されます。今すぐアップグレードを実行しますか? [はい]を選択する場合には、インストールを継続するためにアプリケーションを閉じてください。
  7. インストールを続行する場合、[はい] を選択して Notes を閉じると、Notes インストールウィンドウが表示されます。通常の選択を行って、インストールを完了します。
    注: [いいえ] を選択した場合、更新確認ポリシーで構成した分数後に、手順 4 のプロンプトが再び表示されます。