パージエージェントを使用して Web ナビゲータデータベースのサイズを管理する

ユーザーが Web ページを開くと、[Web ナビゲータ] データベースは大きくなります。データベースの管理には文書のパージエージェントを使用します。文書のパージエージェントでは、[Web ナビゲータ] データベース (WEB.NSF) にある Web ナビゲータの管理文書の設定が適用されます。この設定で、何をどのくらい削除するかを指定します。文書のパージエージェントは、毎日午前 1 時にデータベース上で 3 回実行され、各回ごとに指定した基準に応じて文書が削除されます。指定したデータベースのサイズになった場合は、文書のパージエージェントは停止され、翌日実行される待ち行列が作成されます。

始める前に

これらのいずれかの手順を完了する前に、Web ナビゲータエージェントのセキュリティが設定済みであることを (エージェントのプリファレンスで) 確認し、Web ナビゲータデータベースの ACL に [WebMaster] ロールがあることを確認します。

このタスクについて

文書のパージエージェントにより、データベースは次の順序で削除されます。

  • 第 1 段階 -- 各 Web ページの有効期限ヘッダーが調べられます。有効期限が切れている場合は、そのページが削除されます。
  • 第 2 段階 -- 各 Web ページの文書作成日が調べられ、指定した日付よりも古いページが削除されます。
  • 第 3 段階 -- 指定したサイズよりも大きいページが削除されます。

削除の基準を指定するには

手順

  1. Notes® クライアントを使用して、サーバーとのネットワーク接続に使用している Web ナビゲータデータベース (WEB.NSF) を選択します。
  2. [表示] > [移動] を選択し、[すべての文書] を選択します。
  3. [アクション] > [管理] をクリックします。
  4. 以下のいずれかのフィールドを編集して文書を保存します。
    表 1. 管理フィールド

    フィールド

    Enter

    データベースの最大サイズ

    [Web ナビゲータ] データベースの最大サイズを入力します。

    デフォルト値は 500 MB です。

    パージエージェントのアクション

    文書を削除する方法を選択します。

    • [削除] データベースから完全にページを削除。
    • [圧縮] ページの内容を削除。ただし、URL は保存されているため、データベースのビューでページを参照可能。

    デフォルト:[削除]

    最大サイズに対する % を指定

    データベースの最大サイズの何パーセントに達したら削減するかを指定します。

    デフォルト値は 60%です。

    指定以前の文書に対してパージ

    データベースに保存されてから何日経過した文書を削除するか指定します。

    デフォルト値は 30 日です。

    指定サイズ以上の文書に対してパージ

    どのくらいのサイズに達した文書を削除するか指定します。

    デフォルトは 512KB です。

    個人文書に対してパージ

    個人フォルダに保存されている文書を削除するかどうかを指定します。

    • 選択しない場合 (デフォルト) は、個人フォルダに保存されている文書は削除されません。
    • 選択した場合は、個人フォルダに保存されている文書も削除されます。

タスクの結果

文書のパージエージェントは午前 1 時に実行されるように設定されています。ただし、その前にエージェントを実行可能にする必要があります。

次のタスク

手順 1 - 3 を繰り返してパージエージェントを有効にし、次に以下の手順を実行します。
  1. [データベース中の文書を更新] をクリックします。
  2. [実行するサーバーの選択] ダイアログボックスで、Web ナビゲータを実行させるサーバー名を選択し、文書を保存します。