LDAP サービスの設定
LDAP サービスを設定する前に、DNS ホスト名や IP アドレス指定など、TCP/IP の概念を理解しておく必要があります。
以下の手順に従い、LDAP サービスを実行するサーバーを設定します。
- LDAP タスクは、1 次 Domino® ディレクトリのシステム管理サーバーで自動的に実行されます。ドメインの他のサーバーでは、LDAP タスクを手動で実行します。
- 組織で複数のグローバルドメイン文書を使用している場合、LDAP クライアントにインターネットアドレスを返すには、LDAP サービスが使用するグローバルドメイン文書を指定します。そのグローバルドメイン文書を開きます。[デフォルトのグローバルドメインとして使用] フィールドで、[はい] を選択します。
- (オプション) デフォルトの LDAP サービス設定をカスタマイズします。一般にはデフォルトの LDAP サービス設定が妥当です。
- LDAP サービスの設定が正しいかどうかを調べるには、Notes® や Domino に用意されている ldapsearch などの LDAP 検索ユーティリティを使用して、LDAP サービスに照会を発行します。
- LDAP クライアントをセットアップして、LDAP サービスに接続します。
クライアントがインターネット経由で LDAP サービスに接続できるようにするには、LDAP サービスを実行しているサーバーを ISP (インターネットサービスプロバイダ) に接続し、サーバーの DNS 名と IP アドレスを ISP に登録します。